クレンジングで毛穴はケアできる?
毛穴が黒ずんで見える、詰まって見えるとお悩みではありませんか?
肌を綺麗にしようとしていても、毛穴に角栓が詰まっていれば毛穴の詰まりによる汚れや、毛穴の開き、そしていちご鼻と言われる黒ずみ毛穴の原因になってしまいます。
毛穴のに角栓が詰まるということは、洗顔に問題がある可能性がとても高くなります。
特にクレンジングは、皮脂やメイクを落とす大切なアイテム。
選び方や使い方を間違うと、毛穴は綺麗になるどころか、逆に毛穴が目立つ肌になってしまうこともあります。
そこで今回は
- 毛穴トラブルの原因
- 毛穴を綺麗にするクレンジングの効果とは
- クレンジングの選び方
をお届けします。
ぜひ、毛穴に悩んだ際の参考になさってください。
毛穴トラブルの原因
毛穴の目立つ肌に悩む女性は多く、美容クリニックでも相談の上位を占めるほどです。
多くの女性を悩ませる毛穴トラブルはそれぞれ原因も異なります。
1つずつ詳しくみていきましょう。
毛穴の詰まり
毛穴が詰まるのは角栓によるものです。
角栓は通常、乳白色ですが、黄色っぽくなると、毛穴が目立つようになり、メイクが上手に乗らない、肌にムラが出るといった状態になります。
皮脂が多く分泌されるTゾーンによくみられ、毛穴の中で分泌された皮脂と古い角質が混ざり合い、皮脂の脂によって固まったことで角栓になります。
クレンジングや洗顔が不十分だったり、ターンオーバーが低下すると、角栓そのものが少しずつ肥大化し、毛穴を押し広げ毛穴そのものが開くようになってしまいます。
<特徴>
・鼻の毛穴にブツブツとした毛穴が目立つ
・あご、眉間、鼻の周りの肌がザラつく
・朝の洗顔はクレンジングしていない
毛穴の黒ずみ(いちご鼻)
毛穴の中の角栓が洗顔で落とし切れなかったメイクの汚れや皮脂が詰まり酸化して黒ずみます。
すると、いちごのように見えるいちご鼻になってしまうのです。
つまり、毛穴に角栓が詰まった状態が続くと、黒ずみ毛穴になってしまう、ということになるのです。
角栓が酸化する原因にはクレンジングで落とし切れなかったメイクや古い角質などがあります。
また毛穴の周りにメラニンがたまっている場合もあるため、黒ずむ前に正しいクレンジングを行うことが大切です。
<特徴>
・鼻の毛穴が黒く見えていちごのようになっている
・あごや眉間も黒ずみ毛穴が目立つ
・朝の洗顔でクレンジングをしていない
毛穴の開き
足や腕の毛穴を見ても開きっぱなしということはほとんどありませんよね。
ところが顔だけは毛穴が開くのは、皮脂が大きく関係しています。
皮脂が必要以上に分泌されていると、余分な皮脂が角栓に詰まり、毛穴が押し広げられてしまいます。
つまり、開き毛穴も黒ずみ毛穴と同じように、毛穴に角栓が詰まった状態が進んだ結果、起こることが多いのです。
皮脂分泌が過剰になるとニキビもできやすくなりますが、ニキビ跡の部分も毛穴が開いたままになることが多く、ニキビを治したいために洗顔を頻繁にしたり、保湿を控えめにしたりすると、必要以上に皮脂の分泌が起こり、毛穴が開きます。
また、年齢が進むに従い、肌を筋肉で支えきれなくなると、肌がたるむようになり、毛穴が縦に広がり開き毛穴となります。
<特徴>
・頬や鼻の頭(小鼻)にポツポツとした毛穴が目立つ
・メイクをすると肌にムラができる
・保湿が不十分
クレンジングの効果
毛穴トラブルの原因を見ていくと、毛穴の角栓をきれいにすることが一番大切なことがわかります。
そのためにはクレンジングが効果的です。
毛穴の角栓を除去する作用があるクレンジングは毛穴ケアをするためにも欠かせない、いわばマストアイテムです。
メイク落としだけではなく皮脂汚れ、古い角質を除去するのがクレンジングの目的です。
汚れを落とし過ぎず、肌に保湿成分を残したまま、しっかりとメイクや角栓、古い角質を落とすクレンジングを選ぶことが、毛穴知らずな肌への近道です。
クレンジングの選び方
クレンジングによって、毛穴に対する効果は大きい!ということをお伝えしたところで、どのようなクレンジングを選ぶことが、より毛穴ケアに対して効果的なのか、クレンジングの選び方についてご紹介しましょう。
クレンジングのタイプ別に選ぶ
毛穴ケアに効果が高く肌に負担の少ないタイプからご紹介します。
バーム・クリームタイプ
クリームタイプのクレンジングは肌馴染みが良く、同じように手に取った瞬間クリーム状に変化し、柔らかいテクスチャーとなるバームタイプ。
この2つはメイク馴染みが良く、肌に残っている余分な皮脂や角栓をすっきりと除去します。
肌への負担が少なく、無添加で作られているものも多く、毛穴ケアにより効果が高く最もおすすめなクレンジングタイプです。
オイルタイプ
メイク馴染みが早く、汚れを素早く落とすオイルタイプはクレンジングの中でも洗浄力が高い分、肌に負担もかかります。
濃いメイクを落とす際に向いているクレンジングです。
オイルタイプはメイクを落とすと同時に、顔の皮脂も取りやすいというメリットがありますが、反面、顔の皮脂が除去され過ぎる傾向があり、減った皮脂を増やそうと過剰な皮脂の分泌につながってしまう場合があります。
リキッドタイプ
リキッドタイプのクレンジングは主成分が水で作られているので、サラサラとしたテクスチャーで、メイクをさっぱりと洗い流すことができます。
メイクと同時に皮脂や肌の汚れを落とす力がありますが、界面活性剤も多く含まれているものが多いため、肌に負担が大きいクレンジングです。
ジェルタイプ
ゼリー状のクレンジングで、肌にもメイクにも馴染みが早く、すっきりと落とすことができます。
メイクだけではなく、ジェルによって毛穴の汚れを絡めとり、使い心地も滑らか。
スーっとしたテクスチャーで、肌への摩擦も少なく、毛穴ケアにもおすすめです。
ミルクタイプ
乳液タイプとも呼ばれているクレンジングで、メイクを落としながら、洗顔後の肌をしっとりとさせる作用があるものが多いです。
肌に優しく、薄いメイク時におすすめ。
毛穴の角質もしっかりと落とし毛穴ケアにも効果的です。
拭き取るタイプと洗い流すタイプがありますが、拭き取るタイプは拭き取る際に肌に摩擦を生じてしまうため、肌に負担をかけ毛穴トラブルの原因になりかねないので、おすすめしません。
肌を優しく守りながら汚れを落とすものを選ぶ
クレンジングの目的は、メイクを落とすことだけではなく肌を守りながら余分な皮脂や古い角質を落とすことです。
さまざまなクレンジングのタイプがありますが、シートで拭き取るタイプのクレンジングははおすすめしません。
クレンジング剤がシートに染み込ませてあり、拭くだけでメイクを落とすことができる反面、肌をこするため強い刺激と負担がかかります。
肌に刺激が強すぎると毛穴がさらに開いてしまったり、肌に炎症を起こすなどの肌トラブルにつながります。
また、避けたいものは界面活性剤が強いタイプです。
シートタイプのクレンジング同様、肌に刺激が強く、負担がかかり肌トラブルの元になってしまいます。
クレンジングは負担の少ないタイプでも短時間で済ませることがポイントなので、刺激が強いタイプはなおのこと気をつけなければなりません。
いくらメイクや皮脂、古い角質をしっかりと落とすクレンジングでも肌トラブルの元になるものは避けるべきでしょう。
メイクの濃さによってクレンジングを選ぶ
日常的にメイクが濃い方は洗浄力を優先してクレンジングを選んでもよいでしょう。
ベースメイクは普通または薄く、アイメイクや口紅は濃いという方は、メイクの濃い部分によってクレンジングの使い分けをしましょう。
アイメイクは専用リムーバーで落とし、その後、肌に負担の少ないクレンジングで全体のメイクを落とすようにします。
メイクの濃い部分に合わせて洗浄力の強いクレンジングを選ぶのではなく、ポイントメイクは専用リムーバーを使い、肌全体は肌に優しく毛穴汚れをしっかりと落とすものを選ぶことが、毛穴ケアにつながっていきます。
おすすめの毛穴クレンジングランキング
毛穴ケアにより効果が高いクレンジングをランキングでご紹介します。
1位 フルリ クリアゲルクレンジングレンズ
容量:150ml
価格:2,900円
<特徴>
- 毛穴洗浄専門のクレンジングゲル
- メイク、皮脂、角質をしっかりと落とします。
- 美容成分である植物成分を限界まで配合することで、健やかな肌に導きます。
毛穴の角質、皮脂や肌に残ったメイクをしっかりと落とす、毛穴洗浄専門のクレンジングゲルです。
7つの美肌成分が肌を健やかに整わせ、クレンジングのベースになる水は防腐効果があるほどの還元水を使用。
オイルや着色料、アルコールなど12の無添加を実現し、肌に負担が非常に少ないクレンジングで毛穴を綺麗にすると共に、健やかな肌に導きます。
2位 FANCL 無添加マイルドクレンジングオイル
容量:60ml
価格:500円
<特徴>
- こすらずにするっとメイクを落とします。
- あらゆる角栓に吸着し、毛穴レスな肌に導きます。
- 洗い上がりもしっとりとした潤いを保ちます。
毛穴つるすべオイルによって毛穴の汚れ、皮脂、メイクにしっかりと吸着。
酸化してた黒ずみ角栓や、肌にいつまでも残る頑固な角栓をすっきりと除去します。
メイクをこすらずに落とせるほど洗浄力は高いものの、肌への刺激が少なく、洗い上がりの肌を乾燥させずに潤いを保ちます。
使い続けることで、毛穴レスな肌に整っていきます。
3位 アンサージュ アーティオイルクレンジング
容量:150g
価格:2,800円
<特徴>
- メイクをしっかり落とせます。
- 洗顔後のつっぱり感なく、潤いのある肌をキープします。
- 自然由来のエキスが毛穴にアプローチします。
メイク落ちが良く、洗い上がりの肌につっぱり感がありません。
自然由来のアーティーチョークエキスによって毛穴に働きかけ、洗い上がりの肌もしっとりと潤いのある肌に。
毛穴を整えることで、肌にざらつきを残さず、肌本来の美しさを取り戻します。
4位 PHYTOLIFT ホットクレンジングジェル
容量:200g
価格:1,980円
<特徴>
- 温感クレンジングでしっかりと毛穴を洗浄。
- 美容成分を91%以上含み肌理の整った肌に。
- フィト発酵エキスによって保湿と引き締め効果から毛穴レスな肌に。
+4℃の温感ジェルが毛穴の奥に入り込んだメイクや皮脂、角質を絡め取り洗浄します。
植物性の保湿成分と毛穴引き締め成分によって、洗顔後の肌に潤いを保ちながら肌を引き締め、開き毛穴にアプローチします。
クレンジング、洗顔、ホットマッサージ、保湿ケア、毛穴ケアの5役を担うクレンジングジェルなので、W洗顔の必要がなく、肌への負担が軽減されます。
5位 DUO ザ クレンジングバーム
容量:90g
価格:3,888円
<特徴>
- 独自開発の毛穴クリアカプセルが毛穴に積極的にアプローチします。
- クレンジング、洗顔、角質ケア、マッサージ、トリートメントを担う5つの働きがあります。
- 31種類のエイジングケア成分配合で肌理の整った肌に。
独自開発された毛穴クリアカプセルがもっちりとした泡となり、肌の汚れ、毛穴の角栓、皮脂、メイクにしっかりと吸着し、すっきりと洗い流すことができます。
肌にハリ、つや、透明感を与えてくれる31種類のエイジングケアによって、洗うたびに肌が透明感を持つようになります。
バームタイプのクレンジングで肌の摩擦を減らし、マッサージクリームとして使うこともできます。
クレンジングの正しい使い方
毛穴の詰まりや黒ずみ、開きをケアするクレンジングを使っても、クレンジングそのものの使い方を間違えてしまうと、毛穴がクリアにならないばかりではなく、肌トラブルの原因になってしまいます。
そこで肌に優しく、毛穴に対してより効果的な正しいクレンジングの使い方をご紹介します。
使用量を守る
メイクがしっかりと落ちていない、洗った後ザラザラ感が残る場合には、クレンジングの量が少ない証拠です。
特に泡洗顔タイプのものは、泡立てネットを使うと適正量よりも少なく泡立てることができるため、適正量を見落としがちです。
また、毛穴を綺麗にしたいから量を多く使うのも肌の負担が増えてしまいます。
クレンジングには製品ごとに適正量があり、記載された量を守って使うようにしましょう。
ポイントメイクはクレンジング前に落とす
クレンジングを行う前に、ポイントメイクは専用リムーバーなどを使い、先に落としておきましょう。
クレンジングですべてのメイクを落とすには、肌の負担も増え毛穴トラブルの元になってしまいます。
アイメイクや口紅は、先にある程度落としておき、クレンジングで肌全体のメイクを落とすようにしましょう。
ゴシゴシ洗わない
クレンジングで洗顔を行う際には、指にゴシゴシと力を入れて洗うのではなく、指の腹で撫でるように優しく洗いましょう。
ザラつきやメイクが気になるからと、力を入れて肌をこすれば、角質層が傷ついてしまい、肌のくすみや黒ずみの原因になってしまいます。
ぬるま湯で洗い流す
洗顔後は30~35℃のぬるま湯で洗い流すようにします。
油分を落とすのがクレンジングなので水で洗うと油が固まってしまい、肌に残る可能性があります。
また熱いお湯(38℃以上)で洗うと、肌の乾燥につながり、インナードライ肌や過剰な皮脂分泌につながってしまいます。
クレンジングはトータル1分以内で行う
メイクや汚れを落とすクレンジングは少ない量でも肌に負担はある程度かかってしまいます。
できるだけ肌への負担を少なくすることが健やかな肌へのポイントになるので、クレンジングの時間は手早く行いましょう。
洗い始めからすすぎ終わりまでトータルで約1分間を目安に行うようにしてください。
毛穴ケアのコツ
毛穴に効果的なクレンジングの選び方やおすすめのクレンジングランキングをご紹介してきましたが、クレンジングを正しく行うだけでは完璧な毛穴ケアとは言えません。
そこで、クレンジングと合わせて行ってもらいたい毛穴ケアのコツをご紹介します。
正しいスキンケアを行う
クレンジングと合わせスキンケアを正しく行うことで、毛穴レスな肌をキープすることができます。
正しい洗顔を行う
毛穴ケアにより効果の高い洗顔方法をご紹介します。
1.朝晩の2回行いましょう。頻度が高すぎても肌に負担がかかります。
2.洗顔料は適量を守りよく泡立てて使います。
3.指の腹を使ってくるくると肌に泡をのせて洗います。
4.すすぎはクレンジング同様、ぬるま湯で。
5.拭く際には、タオルでゴシゴシと拭くのではなく、ポンポンと拭うように拭きましょう。
6.その後のケアは10分以内に行うようにしましょう。
毛穴にアプローチする効果的な化粧品を選ぶ
クレンジング、洗顔を正しく行ったら、しっかりと肌を保湿することが大切です。
どんな保湿成分が良いのかわからない・・・という方は、セラミド配合のものを選んでください。
ヒアルロン酸やコラーゲンももちろん大切ですが、保湿成分と言えばセラミドが一番重要です。
また、毛穴の開きを抑え高い抗酸化作用のあるビタミンCもおすすめです。
ピーリングで毛穴ケアをする
アレルギー症状や敏感肌ではない方は定期的なピーリングも検討してみましょう。
ピーリングは「剥がす」という意味合いですが、古い角質や余分な皮脂をピーリングによって除去することができます。
スクラブ洗顔、固形石鹸など洗うタイプのピーリングが手軽に行いやすいでしょう。
肌に残ったままだと逆に角栓の原因になってしまうため、注意して行ってみてください。
使用量、使用頻度と肌の調子に合わせてピーリングを行うようにしましょう。
生活習慣を見直す
生活習慣は肌に直接現れるもの。
乱れた生活習慣では肌を健やかに保つことも毛穴レスな肌も手に入れることは難しいのです。
十分な睡眠を摂る
睡眠不足は肌に大敵です。
毛穴が目立つようになるばかりではなく、ニキビの原因や肌荒れ、くすみの原因となります。
眠っている間に行われるターンオーバーによって肌を美しく生まれ変わらせる新陳代謝が行われるため、夜更かしや睡眠不足は厳禁です。
特に眠りはじめの3時間~4時間の間はシンデレラタイムと呼ばれる時間です。
ぐっすりと熟睡できる睡眠が良質な睡眠です。
いくら忙しくても睡眠時間はしっかりと確保しましょう。
肌に良い食事を摂る
クレンジングや化粧品で外側から肌ケアをしたら、内側からもケアすることで美肌を作り出すことができます。
睡眠と共に食事に気を配り、肌に良い食事を摂るようにしましょう。
油分の多い食事は脂肪分が多く、肌の免疫力を低下させてしまいます。
お菓子やケーキなどの甘いものは、取り過ぎると肌の血管が酸化する原因になります。
適度な量を心掛け肌に良いとされる栄養のあるものを食べるようにしましょう。
<美肌に良い栄養素>
・ビタミンC・・・高い抗酸化作用とメラニンの排泄を行います。柑橘系のフルーツや緑黄色野菜に多く含まれます。
・ビタミンE・・・ビタミンC同様、高い抗酸化作用を持ちます。アボカドやキウイフルーツ、ピーマンなど緑色の野菜に多く含まれます。
ストレスの発散方法を見つける
現代社会においてストレスを感じない、ということは不可能に近いですよね。
しかしストレスの多い環境は交感神経が活発になり、ホルモンバランスの乱れや不眠症から肌荒れ、毛穴の目立つ肌になる原因となります。
くすみやシワもストレスによって起こることも多く、できるだけストレスは遠ざけたいもの。
ストレスをため込む前に発散できる方法を見つけておきましょう。
まとめ
毛穴レスな肌に導くためのクレンジングをランキングでお伝えしました。
気になる商品は見つけられたでしょうか?
メイクを落とすだけではなく皮脂や角質を落とす役割のある毛穴クレンジングで透明感のある肌を目指していきましょう。
クレンジングとともに、正しいスキンケアや生活習慣の見直しを行うことが毛穴の改善や角栓詰まりの予防になります。