【この記事にアドバイスした専門家】
[inokawa]※アドバイスした専門家はこの記事の広告には携わっておらず、掲載商品や特定商品への保証や購入等を推薦するものではありません。
クレンジングで毛穴は綺麗にできるの?
「クレンジングで毛穴汚れが落ちるって本当?」
「毛穴汚れが落ちるクレンジングが欲しい!」
このように考えている人も多いのではないでしょうか。
たしかに、広告やテレビCMを見ていると“毛穴汚れまですっきり落ちる”と宣伝しているクレンジングがありますし、本当に毛穴汚れが落ちるのか疑ってしまうのも無理はありません。
そこで今回は以下をメインに詳しく解説していきます。
- 毛穴トラブルの原因
- クレンジングの効果とは
- クレンジングの選び方
- 穴ケアにおすすめのクレンジング
- 正しいクレンジング方法
毛穴トラブルの原因
ひとくちに毛穴トラブルといっても種類はさまざまです。
毛穴に詰まった角栓が目立ってしまったり、鼻の毛穴が黒ずんでしまったり、なかには毛穴自体が開いて目立ってしまったり…。
もちろん、毛穴トラブルの原因は種類によって異なります。
まずは毛穴トラブルの原因について深掘りしていきましょう。
毛穴の詰まり
毛穴詰まりで角栓が目立ってしまうのは、過剰な皮脂分泌や古い角質が原因です。
毛穴には、皮脂を分泌する皮脂腺があり、皮脂の排出によって肌のうるおいバランスを保っています。
しかし、食生活や高温多湿の環境化、誤ったスキンケアによって皮脂の分泌量が増えてしまうと、余分な皮脂が毛穴に詰まります。
さらに、肌のターンオーバー(生まれ変わり)によって排出されるべき古い角質が毛穴に入り込むと、毛穴に詰まった皮脂や角質が角栓に変わってしまうのです。
この角栓、そのままにしてしまうと黒ずみや毛穴開きにつながるので注意しなくてはなりません。
毛穴の黒ずみ(いちご鼻)
毛穴が黒ずみは、毛穴に詰まった汚れ(皮脂や古い角質)が空気に触れ酸化してしまうのが原因です。
また、汚れだけではなく毛穴が開いた状態になることで黒ずんで見えたり、メラニンによる色素沈着で黒ずんで見えることもあります。
黒ずみの場合、毛穴詰まりをそのままにしておくのではなく、引き締めるケアや紫外線対策によって回避することができます。
毛穴の開き
毛穴の開きは、過剰な皮脂分泌や皮脂に詰まった角栓によってできてしまうものです。
また、加齢とともに肌のハリが保てなくなると、肌がたるむと同時に毛穴が縦(しずく状)に開いてしまいます。
毛穴開きを予防・解消するためには、毛穴詰まりや皮脂の過剰分泌を抑えると同時に肌のハリを高めるスキンケアが求められます。
クレンジングの効果とは?
クレンジングの役割は、メイクをはじめとする油性の汚れをきれいに落とすことです。
クレンジングにはメイクを浮かせる油分、そしてメイクと水をなじませて落とす界面活性剤が含まれており、本来は混ざり合わないような水と油を乳化してメイクを落とせる状態にします。
また、クレンジングにはオイルやミルク、クリームなどさまざまなタイプがあり、タイプによって効果も変わります。
洗浄力の高さによっては肌に必要な皮脂や水分が奪われてしまうものもあるので、日によって使い分けるのがおすすめです。
[inokawa]クレンジングは、肌にピタッとくっついている油分を浮かす、または溶かすような役割があります。
クレンジングをすることで、本来、肌に付いている落ちにくい状態の油分が、洗浄しやすい状態になります。
毛穴汚れは、皮脂などの油汚れが原因のため、クレンジングを使用することで毛穴汚れを効果的に改善できる可能性があります。
クレンジングの選び方
自分の肌に合うクレンジングが知りたい、また毛穴汚れが一緒に落とせるクレンジングが知りたい人も多いと思います。
そこで、ここからは目的やおすすめ対象を交えながらあなたの肌に合うクレンジングの選び方をご紹介します。
肌質やメイクの濃さに合わせてクレンジングを選ぶ
先述の通り、クレンジングの洗浄力が高いと肌に必要な油分や水分が奪われ、乾燥ダメージに繋がることもあります。
肌の水分・油分が少ない乾燥肌や敏感肌の人は、肌への負担が比較的弱いミルクやローションタイプのクレンジングがおすすめです。
しかし、ミルクやローションタイプは洗浄力が弱いぶん濃いメイクが落ちない場合もあります。
濃いメイクで過ごした日は、オイルやジェル、クリームタイプのクレンジングを選びましょう。
毛穴汚れを落としたいなら配合成分に注目
クレンジングに含まれる成分によっては、毛穴に詰まった汚れを吸着して落としてくれるものもあります。
たとえばAHA(フルーツ酸)の場合、角栓の元であるタンパク質を分解する性質を持っているため、毛穴汚れの除去に役立ちます。
また、こんにゃくスクラブの場合はスクラブ剤が毛穴に入り込んで汚れを掻き出してくれるため、こちらも毛穴汚れの除去にぴったりです。
どのようなアプローチで毛穴汚れを除去するかは成分次第です。
パッケージを見ただけでは判断しにくい場合もありますが、毛穴汚れを除去する成分に注目しましょう。
ポイントリムーバーの併用を考える
同じクレンジングでも、ファンデーションは落ちやすいのにアイメイクが全く落ちない…という経験はありませんか。
洗浄力が高いクレンジングで顔全体のメイクを落としたとしても、本来であれば弱い洗浄力で落ちるパーツにまで負荷がかかってしまうこともあります。
もしも毎日のクレンジングでメイクが部分的に残ってしまったり、頬などがカサカサするようになったら、ポイントリムーバーの併用を検討しましょう。
落ちにくいところにだけポイントリムーバーを使い全体のメイク落としで負担がかからないクレンジングを使用すれば、肌にとっても良いですしメイクもきちんと落とせます。
毛穴ケアにおすすめのクレンジング5選
ここからは、毛穴ケアにもぴったりなクレンジングを厳選してご紹介します。
どのようなアプローチで毛穴汚れを落とすのか、またクレンジングの種類や特徴についても比較してみてください。
フルリ
<特徴>
- 専門家の共同開発によって誕生したクレンジングジェル
- 毛穴にアプローチする植物成分を豊富に配合
- オイルやアルコール、着色料など12項目の無添加を実現
皮膚科医とエステティシャン、管理栄養士の共同開発によって生まれたジェルタイプのクレンジングです。
毛穴の目立ちや黒ずみの原因にアプローチするアーティチョーク葉エキス、また毛穴汚れの分解に働く7つのフルーツエキスを配合しています。
このほかにも、アルブチンやユズセラミドなど豊富な美容成分を配合しているので、メイクを落としながらまるでスキンケアをしているような感覚が楽しめます。
ファンケル マイルドクレンジングオイル
<特徴>
- 撫でるだけでメイクが落ちるオイルクレンジング
- 毛穴つるすべオイルが毛穴に詰まった角栓を無理なく除去
- 約1ヶ月分試せるトライアルボトル
強力なメイクも擦らず落とせるオイルクレンジングです。
独自成分・毛穴つるすべオイルの配合により、毛穴に詰まった頑固な角栓を無理なく取り除くことができます。
また、濡れた手で使用できる点やまつ毛エクステにも対応しているのが嬉しいポイントです。
アンサージュ アーティオイルクレンジング
<特徴>
- 毛穴にアプローチする自然由来成分をぜいたくに配合したオイルクレンジング
- ホホバオイルやスクワランの配合によりオイル特有の重たさを軽減
- 濡れた手でも使用できる
自然由来の成分をベースとしたオイルタイプのクレンジングです。
アーティチョーク葉エキスやセイヨウシロヤナギ樹皮エキスなど、毛穴にアプローチする成分を高濃度に配合しており、タンパク質の増殖を抑えて毛穴トラブルを根本的にケアします。
またオイル特有の重たさがなく、濡れた手でも使用できるのが使いやすいポイントです。
フィトリフト ホットクレンジングゲル
<特徴>
- メイク落としから毛穴ケアまで1本5役の多機能クレンジング
- 成分の91%が植物性主体の美容液成分
- W洗顔不要
美容液成分を豊富に配合したジェルタイプのクレンジングです。
メイク落としはもちろん、洗顔・ホットマッサージ・毛穴ケア・保湿ケアの機能も兼ねており、メイク汚れや毛穴汚れをやさしく落としながら肌を健やかに保ちます。
DUO
<特徴>
- クレンジングやら角質ケアまで1本5役の多機能クレンジング
- 素早くなじみ毛穴の奥の汚れまで素早く落とす
- W洗顔不要
クレンジングとしてはもちろん、洗顔・角質ケア・マッサージケア・トリートメントの5役を兼ねたバーム状のクレンジングです。
肌に乗せるとオイルのようにとろみのある質感に変化し、毛穴に入り込んだ汚れを素早くキャッチします。
石油系界面活性剤やアルコールなど、肌に負担のかかる成分をカットした処方にも注目です。
クレンジングの正しい使い方
クレンジングには、アイテムによって使い方が異なるものがあります。
洗い流すタイプのほかに拭き取るタイプもあるので、正しい使い方についてはメーカーが指定・推奨するものを必ず確認するようにしましょう。
また、クレンジングで気をつけたいのは使用時間です。
毛穴の汚れを落とすために時間をかけてクレンジングをしたい気持ちもわかりますが、長時間のクレンジングは肌の乾燥を引き起こします。
クレンジングは30秒〜60秒を目安に、速やかに洗い流すようにしましょう。
[inokawa]クレンジングはオイルタイプの使用がおすすめですが注意するポイントがあります。
クレンジングには、さらっとしているタイプのものがありますが、その場合は、油分が少なく油汚れを落とす効果が薄い可能性があります。
もちろん、人それぞれの肌に合わせたクレンジング選びが重要ですが、選ぶ際の参考にしてみてください。
毛穴ケアのコツ
毛穴トラブルを防ぐためには、洗顔・スキンケア・生活習慣の3つを見直すことがポイントです。
では、具体的にどのようなことに気をつければ良いのでしょうか。
正しい洗顔
洗顔をする際、手に力が入ってついゴシゴシ洗ってしまう…なんてことはありませんか。
摩擦ダメージは肌を傷つけてしまいますし、毛穴汚れも落とせません。
洗顔料やクレンジングに含まれる成分が毛穴の汚れをキャッチしてくれるので、無理に力を入れず撫でるようにしながら洗顔しましょう。
保湿
肌の乾燥はキメの乱れにつながり、毛穴開きや黒ずみに繋がることもあります。
基本的な毛穴ケアは、肌質関係なく保湿を行うことがポイントです。
入念な保湿ケアで肌のターンオーバーを促し、古い角質を排出させて毛穴づまりを防ぎましょう。
生活習慣
寝不足やストレス、栄養の偏った食生活は肌の水分・油分のバランスが崩れてしまうため、思わぬ形で毛穴トラブルに繋がることも。
就寝時間をしっかり設けること、そしてバランスの良い食生活で皮脂の分泌量をコントロールしましょう。
まとめ
クレンジングの種類によっては、毛穴汚れをキャッチする成分が含まれているものもたくさんあります。
しかし、過度な洗顔・クレンジングは肌トラブルの元になるので、長時間のクレンジングを避け、保湿ケアで肌のバリア機能を整えましょう。