毛穴ケアは洗顔から!市販でおすすめの洗顔を紹介
ザラつく毛穴や黒ずみ毛穴には、トラブルの元へ的確にアプローチできる洗顔料を使うのがケアのコツです。
市販で買える洗顔料なら、手軽に続けることができます。
そこでこの記事では、以下の内容を詳しく解説します。
- 毛穴ケア洗顔の選び方
- おすすめ毛穴ケア市販洗顔料5選
- 正しい毛穴ケア方法のポイント
毎日の丁寧な洗顔を積み重ねて、つるつるな毛穴レス素肌を作っていきましょう。
毛穴ケアの洗顔の選び方
洗顔で毛穴トラブルをケアするためには、「毛穴の種類」「肌質」チェックからぬかりなくおこないましょう。
毛穴のタイプを知る
自分の毛穴トラブルのタイプを知ることで、より適切な成分やアプローチ方法が見えてきます。
①開き毛穴
毛穴が目立っている状態の「開き毛穴」でも、以下のようなタイプに分かれます。
- 乾燥
- 詰まり
- 炎症
メイク汚れや皮脂が毛穴に残っている「詰まりタイプの開き毛穴」には、角質ケアがおすすめです。
汚れだけに吸着するクレイ洗顔や、ピーリング作用のあるAHA洗顔などを選びましょう。
「乾燥タイプの開き毛穴」も、おおもとの原因は詰まりであることが多いので、角質・保湿を同時にケアしてください。
ニキビなどが元になる「炎症タイプの開き毛穴」には、まずは鎮静させてあげることが大切です。
ビタミンCやグリチルリチン酸などが配合されている洗顔がおすすめです。
②たるみ毛穴
楕円形に垂れ下がっているように見える「たるみ毛穴」は、加齢が原因です。
うるおいだけではなく、肌内部のコラーゲン生成量なども低下していくため、ハリが失われます。
保湿力の高い洗顔を選ぶほか、エイジングケアをはじめてみるのもおすすめです。
③メラニン毛穴
シミのように見えることもある、黒ずんだメラニン毛穴は紫外線や乱れたターンオーバーが原因です。
(通常の黒ずみとの違いは、メラニン毛穴にはザラつきがありません)
ビタミンCなど肌をブライトアップしてくれる成分や、ピーリング系の洗顔がおすすめです。
肌質で選ぶ
毛穴のタイプと同じくらい、肌質も重要なポイントです。
①混合肌・オイリー肌
テカりやすいオイリー肌や、部分的にべたつく混合肌は、「余分な皮脂」と「角栓」へのアプローチが重要です。
あまりにもべたつきが気になるときには、つっぱりを感じるくらい洗浄力の高い洗顔を選んでも問題ありません。
②乾燥肌・敏感肌
カサカサやヒリヒリを感じやすい乾燥肌や敏感肌は、「低刺激」であることと「保湿力」がキーワードになります。
微粒子タイプで肌表面を傷つけない成分や、うるおいを奪わない洗顔を選びましょう。
毛穴ケアの市販洗顔おすすめ5選
それでは、市販されている洗顔のなかでも毛穴ケアにおすすめの5選を紹介します。
①どろあわわ
内容量:110g
価格:2,480円
<特徴>
- 開き毛穴・たるみ毛穴におすすめ
- ごわつく肌をやわらかくほぐす
- 3種のクレイと美容保湿成分配合
泥洗顔市場6年連続売上No.1の大人気洗顔が、リニューアルした市販・通販アイテムです。
今まで以上に毛穴汚れを落としやすくするためにお米と発酵のパワーを加え、ごわつく肌をやわらかくほぐします。
さらに3つのクレイが毛穴に詰まった角栓や皮脂にぴったりと吸着、ごっそり落としてすっきり素肌に導きます。
もちもちな弾力泡には美容保湿成分もたっぷりと配合されているので、開いた毛穴にもおすすめです。
②オルビスユー ウォッシュ
内容量:120g
価格:1,944円
<特徴>
- たるみ毛穴におすすめ
- 化粧水の浸透をブーストアップ
- モロッコ溶岩クレイを配合
素肌の土台と整えて、化粧水のうるおい力を後押しする市販のブースター洗顔です。
汚れやくすみに吸着するモロッコ溶岩クレイが、洗顔後の素肌をみずみずしく透明感溢れる印象へ導きます。
ハリとうるおいを与える美容成分もたっぷりと配合され、エイジングケアとしても優秀です。
市販で買うよりもお得な公式サイトのトライアルセットなら、フルラインを1,000円でお試しできます。
③ラボラボ スーパー毛穴ウォッシュ
内容量:153g
価格:1,444円
<特徴>
- メラニン毛穴・乾燥肌におすすめ
- 100%植物由来の洗浄成分
- 数種類のフルーツ酸を配合
Amazonでの口コミも高評価が目立っている市販で人気のピーリング系洗顔です。
100%植物由来の洗浄成分でアトピー肌にもやさしく、クリーミィな濃密泡が素肌を包み込みます。
乳酸やリンゴ酸などを配合し、古い角質を溶かしながらターンオーバーサイクルもケアしてくれる優れものです。
さっっぱりとした仕上がりですがうるおいキープ力は高く、メラニン毛穴や乾燥肌にもおすすめできます。
④トランシーノ 薬用クリアウォッシュ
内容量:100g
価格:1,940円
<特徴>
- 敏感肌・黒ずみ毛穴におすすめ
- 50%は保湿クリーム成分
- しっとりとくすみをブライトアップ
製薬会社が開発し、肌へのやさしさと毛穴ケアをバランスよく実現した市販洗顔です。
モコモコな泡には保湿クリーム成分が50%も配合されて、洗い上りはしっとりとツッパリ感もありません。
ビタミンC・薬用肌荒れ防止成分・角質層リファイン成分の3種類が、毛穴の黒ずみとくすみをブライトアップしてくれます。
敏感肌でも使いやすく、メラニン毛穴や黒ずみ毛穴におすすめです。
⑤専科 パーフェクトクレイ
内容量:120g
価格:499円
<特徴>
- オイリー肌・開き毛穴におすすめ
- ホワイトクレイを配合
- 資生堂独自のうるおい導入技術採用
数ある市販洗顔料のなかでも、成分スペックがそれなりに高くプチプラでおすすめできるのがこちらです。
肌あたりのやさしい微粒子ホワイトクレイを配合し、毛穴奥に詰まった古い汚れもすっきりさせてくれます。
また、資生堂独自の「うるおい導入技術」という処方で、肌の内側から湧き上がるようなしっとり感を実現。
洗浄力が高いため、オイリー肌や夏にもおすすめできる洗顔料です。
正しい洗顔の仕方
せっかく市販で優秀な洗顔料を見つけても、洗顔方法で刺激を与えてしまうと毛穴状態は悪化します。
多少手間や面倒がかかっても、「正しい洗顔方法」を意識して、スキンケアを積み重ねていきましょう。
クレンジングから丁寧にケアする
肌にとってクレンジングは刺激そのもの、というほど大きな負担になっています。
しかし、メイク汚れや日焼け止めクリームなどが毛穴に残ってしまうと、さらなる毛穴トラブルを招きます。
まず、クレンジングは「メイクの濃さに合わせて選ぶ」ことを意識してください。
ミネラルファンデーションや日焼け止めクリーム程度なら、ミルクやクリームタイプでOKです。
しっかりメイクにはオイルやジェルタイプの高い洗浄力のクレンジングを使いましょう。
洗浄成分が肌に残ってしまうのもNGですので、すすぎも丁寧におこないましょう。
泡立て系の洗顔はモコモコにしてから使う
洗顔料のなかでも泡立ちのできるタイプは、泡立てネットなどを活用して強い泡を作りましょう。
コツは「少量ずつ水・ぬるま湯を加える」ことです。
手を逆さにしても落ちないくらいの泡ができればベストで、肌の上を転がすように使います。
泡立て系の洗顔がいちばんいいのではなく、「刺激がないこと」が重要です。
そのため、泡立てない洗顔料を無理に泡立てることはありません。
なめらかに肌の上で馴染ませるように使ってください。
洗顔を乗せる順番に気をつかう
いきなり顔全体に洗顔料を乗せていませんか?
顔は部分によって皮脂量や水分量が異なるため、たとえ数秒の違いでも順番に乗せるのが基本です。
まずはべたつきやすいTゾーン・鼻の上などから乗せ、乾燥しやすい頬や目元は最後です。
とくに目元は皮膚が薄く、デリケートな部分なので、やさしく洗い上げましょう。
目元のくすみやクマは化粧品の色素沈着ではなく、乾燥や刺激が原因で起こっています。
1分以内にすすぎ始めよう
毛穴汚れを落とすために、長時間洗顔料を顔に乗せておくのはありがちなNGスキンケアです。
洗浄が物足りなく感じる場合には、入浴後に洗顔する・蒸しタオルを活用するなどして、毛穴を開いてから洗顔をしましょう。
洗顔料を顔に乗せたら、1分以内にすすぎには入ってください。
すすぎは、30~32℃のぬるま湯を使いましょう。
熱すぎるお湯も、冷たすぎる水も、肌にとっては刺激となります。
朝洗顔はコンディションに合わせる
「朝の洗顔はどうしたらいいの?」と悩む方は少なくありません。
基本的には、ぬるま湯で余分な皮脂やホコリを落とす程度でOKです。
ただし、オイリー肌や、べたつきが気になっている時期には洗顔料を使いましょう。
基本の肌質はあっても、時期や体調によって肌は変わります。
そういった繊細な肌のコンディションに合わせてケアを変えていくと、上手に肌環境をコントロールすることができます。
(洗顔だけではなく、化粧水や美容液なども、同じようにコンディションで使い分けてみましょう)
洗顔後のアフターケアも忘れずに!
毛穴はシミのようにコンシーラーで隠したりごまかしたりすることが難しいトラブルです。
そのため、毎日のスキンケアを積み重ねていくことで、目立たなくさせるしかありません。
1日でも早く毛穴レスな素肌になれるように、洗顔後のスキンケアにも気を配りましょう。
洗顔後にはすぐに化粧水をつける
洗顔後の肌はうるおいや皮脂が奪われて、急速に乾燥していくので、ダメージを受けやすくなっています。
洗い上がりがどれだけしっとりしていても、洗顔後はすぐに化粧水で保湿ケアをおこなってください。
「美容液を先につけると良い」などという意見も出回っていますが、基本的にはブランドの推奨する使い方に合わせます。
洗顔後の肌は油分のほうが少なく、オイル系の化粧品(美容液など)を受け容れにくくなっているためです。
ブースター美容液など、化粧水前に使う処方になっているもの以外は、シンプルに化粧水から使いはじめるのがベストです。
また、毛穴ケアにおすすめの化粧水は「高保湿」「保湿力キープ」の処方がされているものです。
美白系の化粧水よりもセラミド系など、肌の奥から開いた毛穴を押し上げるようにふっくらさせてくれる化粧水を選びましょう。
スキンケア初心者はコットンを使わないこと
コットンは扱いが難しく、素人の手では肌に摩擦を起こしてしまう可能性が高いアイテムです。
そのため、とくにスキンケア初心者や自信のない方は、手を使いましょう。
手のひらで化粧水を温め、ハンドプレスでじっくりと肌に浸透させてください。
ただし、こちらもブランド推奨に従って「コットンで付けてください」と明記されている場合にはコットンを使います。
乳液やクリームは肌に押し込まない
化粧水はうるおいを与えますが、肌の奥に留めておくことはできず、ほとんどが蒸発していきます。
ハンドプレスで押し込むように化粧水を使うのは、少しでも肌の奥に浸透させ、蒸発を防ぐためです。
その後、肌にフタをするために乳液やクリームを使います。
乳液やクリームは押し込まなくても留まることができるので、肌の上にやさしく馴染ませるだけで問題ありません。
メイク前の保湿ケアも忘れずに!
毛穴トラブルが目立っていると、どうしてもメイクノリやメイク持ちが悪くなります。
メイク崩れを直すために何度もファンデーションを塗ってしまうと、毛穴詰まりを起こして悪循環です。
朝の洗顔は基本的にぬるま湯だけですが、保湿ケアは十分丁寧におこないましょう。
うるおいがキープされている肌なら、皮脂が過剰に分泌されることもなく、メイク持ちのいい肌の土台となってくれます。
また、日中の紫外線やエアコンなどの乾燥ダメージからも、うるおいが守ってくれるようになります。
まとめ
最近は市販でも優秀な洗顔料や化粧水が増えてきています。
しかし、「自分の肌が本当に必要としている成分」でなければ、毛穴トラブルは解決できません。
あれもこれもと試すのではなく、まずは肌質にあった洗顔からスキンケアを見直していきましょう。