ハイドロキノンクリームって何?
「最近、美白になろうと思って色々調べてるけど何がいいか分からない。」
「シミやそばかすに悩んでてハイドロキノンクリームの使用を検討してる」
そんなあなたにこそ読んで欲しい記事です。
年齢の増加とともに肌の劣化には本当に悩まされますよね。
今回は肌の漂白剤とも呼ばれるハイドロキノンクリームに関して
・ハイドロキノンクリームの選び方
・おすすめのハイドロキノンクリーム
・知っておいて欲しい副作用
などを中心に解説していきます。
ハイドロキノンクリームの選び方
基本的には、ハイドロキノンクリームには市販のものと皮膚科で処方されるものがあり、市販の方がハイドロキノン成分が少なめに作られています。
これは、厚生労働省により市販薬には2%までしか配合が認められていないことが要因です。
なので選び方としては
・低濃度で安全性をとる
・高濃度で即効性をとる
の2通りがあります。
ただし、ハイドロキノンは肌に強い刺激を与えるためパッチテストを行うことを強くおすすめします。パッチテストのやり方に関しては後述します。
・低濃度で安全性を取る
市販されているハイドロキノンクリームは基本的に1~2%ほどしかハイドロキノンが含まれていません。なので安全性は高いですが、敏感肌の方はすぐに湿疹、かゆみなどを伴う場合があります。
まずはパッチテストで確認して、少量に使用から始められることをおすすめします。
・高濃度で即効性をとる
5%以上のハイドロキノンを含む化粧品から動物実験により発がん性が確かめられています。
そのため、高濃度になれば肌への危険性も増すので高濃度のものを使用する場合は十分に注意が必要です。
医師からの処方でなければ高濃度のハイドロキノンクリームは手に入りません。
しかし個人輸入で高濃度のものを海外から購入することは可能なので使用する際は十分に医師の指示にしたがって使用してください。
また即効性に関しても、最低でも1ヶ月は使用し続けて様子を見ていく必要があります。
・パッチテストのやり方に関して
①創膏のガーゼ部分にハイドロキノンクリームを塗る
②二の腕にその絆創膏を貼って24時間様子をみる
基本的にはこれで異常がなければ肌に使用しても問題ありませんが、途中で肌に異常が現れたらすぐにテストを中断し、皮膚科の診察を受けてください。
ハイドロキノンにはどんな効果があるの?
最初にも説明した通り、ハイドロキノンは美の漂白剤とも呼ばれ、肌への刺激も強い分効果も強力です。
ここではハイドロキノンの効果について説明していきます。
・ハイドロキノンの効果
ハイドロキノンには、
・1度酸化した黒色メラニンの酸化をなかったことにして、メラニン色素を薄くする
・シミの元となるメラノサイトを減少させ、シミ発生の予防をする
といった効果があります。
しかし基本的にハイドロキノンは皮膚の表面にしか作用しないため、脇の黒ずみなど真皮にまで及んでいるものに関してはあまり効果が期待できません。
・ハイドロキノンの副作用
ハイドロキノンは肌への刺激が強いため、敏感肌の方には湿疹、かゆみといった肌トラブルの原因となることがあります。
また、ハイドロキノンは紫外線に当たると酸化して肌にとってのダメージになるため日中使用する場合は必ず日焼け止めを重ね塗りしておくなどの対処が必要です。
また、非常に酸化しやすいため、常温で保存したり、紫外線に当たったりすると酸化して毒性が出てくるため、扱いには細心の注意が必要です。
ハイドロキノンをおすすめしたい方とは?
ハイドロキノンはこんな方におすすめです。
・現在シミ、そばかすに悩む方
・今まで色んな美白化粧品を試してきたけどあまり効果を実感できなかった方
ハイドロキノンクリームの注意事項
ハイドロキノンクリームは肌への刺激が非常に強いため、扱い方には十分に注意が必要です。
特に、ハイドロキノンは漂白効果が強いため、関係ない箇所に塗ると白班と言って白いあざのようなものができてしまいます。
そのため、関係ない箇所に塗らないよう細心の注意が必要です。
また、敏感肌の方には湿疹、かゆみの原因となる場合もあるため、使用前はパッチテストを行い、何か異常がでた場合はすぐにかかりつけの医師に相談してください。
ハイドロキノンクリームQ&A
ここではよくあるハイドロキノンクリームへの質問をまとめました。
・肌に湿疹ができたら使用をやめるべき?
直ちに使用を中止し、皮膚科で診察を受けてください。アレルギー体質の方や敏感肌の方は特に注意が必要です。
・どれくらいの期間で美白になるの?
最短で2週間〜1か月ほどですが、個人差もあるのでだいたい3ヶ月くらいを上限に継続的に使用されることをおすすめします。
ハイドロキノンは肌への刺激が非常に強いため、長期の使用は避けて、3ヶ月使用したら1ヶ月ほどの休息期間を置くようにしてください。
・高い濃度のものの方がよく効くの?
決して濃度が高いからと言って即効性を保証するものではありません。濃度に関しては個人の肌質にあったものを選んでください。
基本的に高濃度のものは処方されなければ入手できないので、高濃度のものを使用される際は必ず医師と相談の上、用法と用量を正しく守って使用してください。
・デリケートゾーンにも塗っていいの?
基本的には敏感なデリケートゾーンに塗ることはおすすめしません。
ハイドロキノン化粧品は肌への刺激が非常に強いため、湿疹やかゆみを伴い悪化する可能性があります。
なのでデリケートゾーンへの使用には医師の診察を受けた上で検討されることをおすすめします。
・保存方法は?
ハイドロキノン化粧品は必ず冷蔵保存してください。
ハイドロキノンは酸化しやすく、一度酸化すると毒性の物質に変わるため、取り扱いには細心の注意が必要です。
・使用期限が切れてしまったんだけど少しくらいなら大丈夫?
使用期限が切れたハイドロキノンクリームは酸化している可能性が非常に高く、逆に肌を傷つける恐れがあるため、絶対に使用しないでください。
ハイドロキノンは非常に酸化しやすく、茶色くなったりしていたら要注意です。
基本的には開してから1ヶ月を目安に使用することを心がけてください。
専門家にも相談してみよう
美白になるための方法としてはハイドロキノンクリーム以外にも、レーザー治療などと言った医療機関で行える施術や整形外科に相談する方法もあります。
自己流で誤ったケアや薬品を使うのが最も危険ですので、わからないことはかかりつけの医師に相談することをおすすめします。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はハイドロキノンクリームについて解説しました。
これからもより良い美容ライフを送りましょう!