ハイドロキノン配合のコンシーラーが知りたい…。
「コンシーラーは肌荒れを隠すだけのもの」
こんなことを考えてしまっていませんか?
確かにコンシーラーはシミなどの肌荒れを隠すために使用しますが、スキンケア用品としても効果があります。
そこで今回は、
・ハイドロキノンとは
・コンシーラーの選び方
・おすすめのハイドロキノン配合のコンシーラー
といった内容を中心に解説しますので、ぜひ参考にしてください。
ハイドロキノンとは?
まずはハイドロキノンがどういった成分なのかについて解説します。
ハイドロキノンとは?
ハイドロキノンとは、シミや肌の黒ずみなどをケアする美白成分です。
ハイドロキノン以外にも美白成分はいくつかありますが、ハイドロキノンは他の美白成分と比べて、非常に強力な美白効果を持っています。
ハイドロキノンの美白効果はその他の美白成分の10~100倍と言われています。
しかし美白効果が強いことと比例して、肌への負担も非常に大きいというのも特徴です。
ハイドロキノンの効果とは?
ハイドロキノンは、肌が紫外線を浴びることによって生成されるメラニンの過剰生成を抑制する働きがあります。
このメラニンは肌を紫外線から守るために生成されるのですが、過剰に生成されてしまうことでシミの原因となってしまいます。
ハイドロキノンはこのメラニンを生成するメラノサイトという細胞の働きに作用し、シミの予防や軽減を行います。
ハイドロキノン配合のコンシーラーって?
記事の冒頭にもありますが、コンシーラーはただ肌荒れを隠すためだけのものではなく、スキンケアの効果もあります。
ハイドロキノン配合のコンシーラーとはその名の通り、シミを隠しながらシミケアをすることができるコンシーラーです。
シミを隠すこととシミケアを同時に行うことができるため、肌への負担を減らしながら効率的にシミケアを行います。
ハイドロキノン配合のコンシーラーの選び方
ハイドロキノン配合ならどのコンシーラーでも同じ、というわけではなく商品ごとに特徴があり、人によって合っている商品と合っていない商品があります。
注目するポイントとしては、
・ハイドロキノン配合率
・SPF/PA
・価格
といった3点が挙げられます。
ハイドロキノン配合率
ハイドロキノン配合率とは字の通り、ハイドロキノンがどれくらいの割合で配合されているのかを表す数字です。
ハイドロキノンの配合率が上がるほどシミに対する効果は大きくなりますが、その分肌への負担も大きくなります。
一般的に市販されている化粧品のハイドロキノン配合率は、1~4%までとされています。
4%以上の配合率の化粧品は医師の許可がないと使用することができません。
稀に海外製の化粧品の場合4%以上の配合率の化粧品もありますが、肌荒れの危険が非常に高いため、絶対に使用は控えましょう。
SPF/PA
ハイドロキノンのデメリットとして、紫外線との相性が非常に悪いという点があります。
ハイドロキノンは紫外線を浴びることにより、酸化し肌荒れの原因となる活性酸素という物質に変化してしまいます。
そのためハイドロキノン配合の化粧品は基本的に、紫外線の当たる心配のない就寝前に使用します。
しかしコンシーラー自体は外出時に使用するものなので、紫外線対策が必須となります。
まずはSPFとPAの違いについて簡単に解説します。
・SPF:短時間で肌に赤みや炎症を起こさせ流原因となる、UV-Bを防ぐ効果指数のことで1~50の数値で表されます
・PA:一時的に肌を黒くし、長時間かけて肌の弾力を失わせるUV-Aを防ぐ効果を表すもので+の数で表現されます。
より確実に紫外線によるハイドロキノンの酸化を防ぐためには、SPF50+/PA++++の日焼け止め効果を持つコンシーラーがおすすめです。
価格
スキンケアは短期間では効果は出ないため、ある程度の期間継続して使用する必要があります。
さらにコンシーラーそのものも基本的には毎日使用するものなので、無理に高額なコンシーラーを選んでしまうと継続することが難しくなってしまいます。
そのため、無理なく継続して購入することが可能な価格帯のコンシーラーを選ぶようにしましょう。
コンシーラーの正しい使用方法
コンシーラーにはいくつかのタイプがあり、それぞれによって使い方に細かな違いがあります。
ペンシルタイプ
鉛筆のような形をしたタイプのコンシーラーです。
使用方法は、肌の隠したい部分にのせ指やブラシを使い肌になじませます。
芯が硬い場合もありますので肌へ負担をかけないようにやさしく肌に乗せるようにしましょう。
スティックタイプ
リップクリームのような形状をしたタイプのコンシーラーで、広範囲への使用におすすめです。
使用方法は、隠したい部分に広げて指やブラシを使用して広げていきます。
調節しながら重ね塗りしていくことで自然な肌色を表現できます。
クリームタイプ
クリームタイプはスティックタイプと同様に広い範囲への使用に向いています。
また伸びが良いため誰にでも使いやすいタイプのコンシーラーです。
使用方法は、隠したい部分に直接のせて指やブラシを使用してなじませていきます。
数回に分けて調節しながら使用していくことで、より簡単に使用できます。
シミを消すためには?
コンシーラーはスキンケア専用の化粧品ではないため、より確実にシミを消すためにはハイドロキノン配合の化粧品を使用し、シミケアをする必要があります。
外出時にはハイドロキノン配合のコンシーラーを使用し、就寝前にハイドロキノン配合の化粧品でスキンケアをすることで、より確実にシミケアすることができます。
しかしスキンケアの効果には個人差があり、シミのタイプによってはセルフケアではケアできないシミもあります。
そういった場合には医療機関でのレーザー治療がおすすめです。
レーザー治療は医学的無根拠に基づいて行われているため、より確実にシミをケアすることができます。
料金が高いというデメリットはありますが気になった方は試してみてください。
まとめ
いかがでしたか?
コンシーラーは化粧とスキンケアを同時に行うことができる便利なアイテムです。
自分の肌に合ったコンシーラーを使用して、シミのない肌を目指していきましょう。