※本記事内での美白とはメラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐことをいいます。
※本記事内でのしみ、そばかすとは日焼けによるしみ、そばかすをさします。
おすすめのハイドロキノン配合の化粧品って?
皆さんは「ハイドロキノン」という美容成分を聞いたことはありませんか?
ハイドロキノンは美白に憧れている方に是非おすすめしたい美容成分です。
そこで今回は以下の内容を中心に解説しますので、是非参考にしてみてください。
- ハイドロキノンの効果
- ハイドロキノン配合化粧品の選び方
- おすすめのハイドロキノン配合化粧品
ハイドロキノン配合の効果とは?
ハイドロキノンはシミの原因となるメラニンの過剰生成を抑制する働きがあります。
肌は紫外線を浴びるとメラノサイトという細胞から、メラニンが生成されます。
本来このメラニンは、肌を紫外線から守るために必要なものですが、過剰に生成されることでシミの原因となってしまいます。
ハイドロキノンはメラノサイトの働きを抑制し、メラニンの生成量を調整することでシミケアを行います。
そもそもハイドロキノンとは?
ハイドロキノンはイチゴやコーヒーなどにも含まれる物質で、紫外線などによる損傷から肌を守る効果を持っています。
アメリカでは医薬品としてその美白効果が認められ、クリニックなどで美白目的で活用されてきました。
ハイドロキノン配合の美白化粧品の選び方
上の見出しでも説明したように、ハイドロキノンは肌質によっては合わない方もいます。
そのためハイドロキノン配合の化粧品は、他の化粧品と比べても選び方に注意が必要です。
ハイドロキノンの濃度
ハイドロキノンの配合率とは、字の通り化粧品の中にハイドロキノンがどれほどの濃度で含まれているのか、というのを表す数値です。
厚生労働省に2%までの濃度での配合を認められているため、市販されている化粧品にも1~2%の濃度でハイドロキノン配合がされているものもあり、クリニックなどでは2~5%までの濃度の化粧品を処方することができます。
初めてハイドロキノン配合の化粧品を使用するという方は、まずは低配合の化粧品から試してみるようにしましょう。
また肌荒れが心配という方は、顔に使用する前にパッチテストの実施をおすすめします。
<パッチテストの方法>
1.二の腕や内ももなどの肌の柔らかい部分に化粧品を塗り込む。
2.48時間そのままで放置する。
3.肌に異常がなければ問題なし。肌荒れが見られた場合は使用をやめて医師へ相談する。
配合されている成分
ハイドロキノン以外に、どういった成分が含まれているのかも大切な判断基準です。
おすすめの美容成分としては、
- アルブチン
- ビタミンC誘導体
- セラミド
といった成分が挙げられます。
アルブチン
アルブチンはハイドロキノンと同じ美白成分です。
ハイドロキノンよりは美白効果は弱くなってしまいますが、肌への負担も軽くなるというメリットがあります。
ハイドロキノンによる肌荒れが不安という方や、敏感肌の方はアルブチン配合の美白化粧品もおすすめです。
ビタミンC誘導体
ビタミンC誘導体もアルブチンと同様に美白効果を持っています。
セラミド
セラミドは、肌の水分を守る保湿成分です。
肌の乾燥はニキビや毛穴の開きなど、多くの肌トラブルの原因となります。
セラミドにはいくつかの種類がありますが、特に人の体内にもともと存在している保湿成分と類似した成分のヒト型セラミドがおすすめです。
口コミ
ハイドロキノンの配合率や美容成分を見てみたけど、結局どれが効果があるのか判断できない、という方はその化粧品の口コミを確認してみましょう。
実際に使用した人の口コミというのは、大切な判断基準にもなります。
もちろん効果には個人差があるため口コミが良かったからといって、必ず効果が出るというわけではありません。
しかし口コミが良い商品ほど万人ウケする確率も高まるため、悩んだ時は口コミから判断するのも1つの手段です。
ハイドロキノン配合のおすすめの化粧品3選
それではおすすめのハイドロキノン配合化粧品を紹介します。
ビーグレン ホワイトケア
容量:1週間分
価格:1,944円(税込)
<特徴>
- ビーグレン独自の技術Qusomeを駆使した化粧品
- ビタミンC誘導体を配合
- 成分配合も配合し肌を乾燥から守ります。
ビーグレン独自の浸透技術であるQusome(キューソーム)を活用した化粧品で、Qusomeホワイトクリーム1.9にはハイドロキノンが配合されています。
1800円でトライアルセットを購入することができるので、まずは一度試しにハイドロキノン化粧品を使用したいという方におすすめとなっています。
アンプルール ラグジュアリーホワイトキット【医薬部外品】
容量:1週間分
価格:1,890円
<特徴>
- ハイドロキノンがメラノサイトの働きを抑制。
- 2種類のビタミンC誘導体が効率的に美白ケア。
- ハイドロキノンをマイクロカプセルで包むことで肌への負担を軽減
美白有効成分としてハイドロキノン誘導体を配合した医薬部外品の化粧品です。
また整肌成分として2種類のビタミンC誘導体、保湿成分としてセレブロシドや酵母エキス、ヒアルロン酸を配合しています。
こちらもトライアルキットを1890円で購入することが可能です。
maNara モイストウォッシュゲル
容量:2ヵ月分
価格:2,764円
<特徴>
- ハイドロキノン誘導体を配合した洗顔
- 保湿成分としてスクワランやヒアルロン酸配合
- 美容液成分97.5%配合
ハイドロキノン誘導体を配合した化粧品としては珍しい洗顔の商品となっています。
また保湿成分としてスクワランやヒアルロン酸を配合しているので、肌の感想に悩んでいる方にもおすすめできる洗顔となっています。
ハイドロキノンの正しいスキンケア方法とは?
ハイドロキノン配合化粧品を使ったスキンケアには、注意するべきポイントが2点あります。
使用は就寝前に限定
ハイドロキノンは紫外線を浴びることで酸化し、活性酸素という物質に変わります。
この活性酸素は、肌へダメージを与え肌荒れを引き起こす原因となります。
そのためハイドロキノンを使用するのは、紫外線が当たる心配のない就寝前のみに限定するようにしましょう。
どうしても日中に使用したい場合はUVケアを欠かさないようにしましょう。
シミにピンポイントに使用する
ハイドロキノンは基本的に美白ケアのみに使用します。
そのため他の化粧品のように顔全体に使用する必要はなく、シミが気になる部分にピンポイントで使用することで十分に効果が出ます。
使用量を減らすことで肌にかかる負担も減らすことができるので、どこに使うのかをしっかりと考えて使用するようにしましょう。
プラスαの美白ケアはこちら
最後にスキンケア以外の美白ケアについて紹介します。
UVケアをする
シミの原因が紫外線である、ということはここまでにも紹介した通りです。
さらにハイドロキノンが紫外線との相性が悪いということについても解説しました。
そのため外出する際は、夏以外の季節や曇りの日であっても必ずUVケアを怠らないように注意しましょう。
クリニックで医療レーザーをする
残念ながら全てのシミをハイドロキノンでケアすることができる、というわけではなくシミの種類によっては効果を期待できないこともあります。
そういった場合にはクリニックで行われている医療レーザーによる美白ケアがおすすめです。
スキンケアに比べて高額ではありますが、治療が可能なため医師の指導のもとシミ治療を行えます。
まとめ
いかがでしたか?
ハイドロキノンは美白に憧れる人にとって非常に魅力的な美容成分です。
しかし正しい知識を持って使用しないと、逆に肌荒れを引き起こしてしまう危険もあるため、本記事で紹介した選び方を参考に、自分の肌にあった美白化粧品を選んでみてください。
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