シミは治るの?シミ・そばかすをケアするおすすめの方法をご紹介!

シミについての理解

シミの悩みを抱えている女性

かつてはシミができたらもう仕方がないとして、ただ化粧で隠すという方法しかありませんでした。

そんな時代を経て、なぜシミができるのか、できたシミはもう治すことはできないのかなどといった疑問がたくさん呈されてくることになったのは、もはや必然です。

疑問が呈されれば、様々な分野のエキスパートたちが答えてきます。

その結果、化粧品会社からは化粧品によって治すというアプローチ方法が、医療関係者からはシミに対する理解の勧めとともに、医療的観点からの治し方があるとの答えが出てきました。

シミが治るかどうかは、実際にやってみないと何とも言えないという不確定要素は残るものの、シミは治すことができるというのが現在の見解です。

美容と医療の両方から、より多角的にシミを治すという試みに取り組むことができることから、結果の出方も多様な可能性を秘めているのです。

まずはシミの種類の理解から

海辺にいるシミの悩みを抱えている女性

医療的観点からのアプローチができるようになって、シミといっても大きく分けると3つのタイプがあることが分かり、今ではそれぞれのシミに合った対策を取らないと、いくらがんばっても治すことはできないということは周知の事実です。

シミの種類は、老人性色素斑、炎症後色素沈着、肝斑の3つに分けられ、それぞれでシミとなった原因が異なるのが特徴です。

原因が異なる以上、治すための方法も変えないことには、治せる見込みが薄い、あるいは治す見込みがなくなるといっても過言ではないのです。

そのため、まずはそれぞれのシミの原因を知ることから、シミを治す取り組みはスタートします。

老人性色素斑の特徴

老人性色素斑とは、その名の通り年齢を重ねてくることによって起こるシミです。

加齢が主な原因とされていますが、加齢よりも大きな原因となるのが紫外線による肌へのダメージです。

紫外線が当たると、細胞が損傷し、メラニンを作れという信号が脳から発せられます。

それを受けてメラノサイトが活性化し、メラニン色素が大量に作られ、シミになるのです。

新陳代謝が活発であれば、肌の細胞の入れ替わりとともにシミは古い細胞とともに体の外に排出され、キレイな皮膚へと生まれ変わるのですが、加齢とともに新陳代謝が鈍くなり、メラニン色素の排出が追い付かず、シミとなって残ってしまいます。

そのため、避けることのできない加齢よりも、いかにして若いうちから紫外線対策がしっかりできているかが重要です。

炎症性色素沈着の特徴

ニキビができたあと、ニキビは治ったもののその部分にシミ跡が残ってしまうことがあります。

これが、炎症性色素沈着と呼ばれるシミです。

このシミは、いわゆる色素が沈着して残ってしまったもので、ニキビの炎症が悪化した場合、免疫反応が過剰に反応して、メラニン色素が大量に作られてしまうことが原因です。

年齢が若く、肌のターンオーバーの力が強い場合には古い細胞とともに排出されてキレイになりますが、ターンオーバーのサイクルが乱れていると排出しきれず、シミとなって残ってしまいます。

これが炎症性色素沈着ができてしまう、主な原因です。

肝斑とは何か

最後のシミの種類である肝斑ですが、近ごろよく耳にします。

肝斑とは目じりの下や頬骨の辺りなどに左右対称に出てくるのが特徴のシミです。

また、口の辺りにできることもありますが、ここでも左右共に出てくるというのが、肝斑の最大の特徴ですので、左右対称にシミが出てきた場合には、肝斑の可能性を疑う必要があるのが確かです。

また、目じりの下にはできるものの、目の周囲にはシミができず、逆に色が抜けたように見えることも覚えておくと、判断材料の一つにできます。

主に3040代で発症することが多く、年を取ってからできることはまずありません。

その意味でも、老人性色素斑との区別はつきやすいところです。

3040代に多いのは、肝斑は経口避妊薬の摂取や妊娠が、発症や悪化の原因となるからで、ホルモンバランスの変化や乱れで、女性ホルモンが大いに関係しています。

そのため、3040代に多く、高齢になってからはできないとされる所以です。

さらにストレスも大きな要因で、「シミができてしまった」というショックがストレスとなり、さらに酷くさせてしまった場合、妊娠、出産、育児という経験が初めての場合、これらから受けるストレスが女性ホルモンに影響し、さらにはホルモンバランスの乱れに繋がることで、肝斑を作り出してしまうという流れになります。

それぞれのシミへの対策

シミと一口に言っても、それぞれできる理由が違うことが分かれば、対策の仕方も変えなければならないのは一目瞭然です。

もっとも、医療的なアプローチが必要なのは、女性ホルモン及びホルモンバランス、さらにはストレスへの対策なども必要となってくる肝斑です。

気になるシミが肝斑によるものだということが、医療機関を受診してはっきりと分かったら、治療の主たる方法として薬を服用します。

トラネキサム酸の服用が効果的で、トラネキサム酸を主成分とするトランシーノが、肝斑に働きかける効果があることが特徴です。

12錠、12回の服用から始めて様子を見、1か月服用して改善効果が現れたら、さらに1か月服用します。

合計2か月で十分改善されると考えられていますので、先が見えるという点でストレスが軽減される可能性が最も高いシミです。

老人性色素斑と炎症性色素沈着の場合、飲み薬による治療効果はさほど期待できません。

そのため、治すためには美容医療においてレーザー治療を行う方法か、皮膚科において塗り薬を処方してもらう方法のどちらかが選択肢です。

皮膚科で処方される塗り薬は主に2種類で、ハイドロキノンとトレチノインです。

ハイドロキノンは強い漂白作用を持つ成分で、「肌の漂白剤」と呼ばれるほどです。

メラニン及び、メラノサイトの働きを抑制し、できてしまったシミをダイレクトに消すことすら可能だと言われているほど、その働きは確かです。

もう一つのトレチノインは、皮膚に残った古い角質細胞をはがして、うまくいかなくなっている肌のターンオーバーをスムーズにさせる働きを持っています。

ターンオーバーのあとは、皮膚を再生させる働きを促すため、どちらも効果はかなり高いのが特徴です。

効果が高いということはシミが治ることを意味しますが、その分だけ肌への刺激は強くなるのが特徴です。

そのため、肌に合った薬をきちんと使えなかった場合には更なる肌トラブルに見舞われる可能性が高く、安易に考えるのは良くありません。

しっかりと皮膚科医に相談し、きちんと通院して様子を見ながら、治療という意識で取り組むことが大事です。

セルフケアで行うなら

化粧水をしている女性

セルフケアによるアプローチであれば、化粧品です。

まずは肌のターンオーバーをよくすることが大事ですので、古い角質が肌に残ったままにならないよう、ピーリングなどを行います。

また、ハイドロキノンは医療機関で処方される薬ほどは濃度が高くないものの、化粧品に含んで良いとされる2%以下の容量を含むコスメがありますので、これらを使いながら、なおかつ紫外線対策をしっかりすることが、化粧品で行えるセルフケアです。

自分に合ったアプローチ方法を

まずは自分のシミのタイプをしっかり知ることと、分かったらどのようなアプローチで対策をするかをしっかり決めることが重要です。

セルフケア以外は基本的に医療における治療となることから、医師としっかり相談することがシミを治す一番の決め手です。