敏感肌でも使える美白美容液って?
「敏感肌でも使える美白美容液が知りたい」
「肌にやさしいタイプの美白美容液が欲しい」
このように考えている人は多いのではないでしょうか。
たしかに、敏感肌の人にとって美容液に含まれる成分が刺激になることもあるので、美白化粧品を使いたくても慎重になってしまう気持ちはとてもよくわかります。
そこで今回は、
- 敏感肌の方向けの美白美容液の選ぶコツ
- 敏感肌におすすめの美白美容液
- 敏感肌をケアするには
などについて詳しくご紹介していきます。
敏感肌の方向けの美白美容液の選ぶコツ
美白美容液にはたくさんの種類がありますが、敏感肌だからこそ美容液選びに失敗して肌トラブルにつながることは避けたいものです。
そこではじめは、敏感肌の方向けの美白美容液を選ぶコツについて3つのポイントをまとめてみました。
肌荒れ有効成分を配合した美白美容液を選ぶ
美白美容液には、メラニンにアプローチしたり肌のターンオーバーを促すことで美白作用をもたらす成分が高濃度に含まれています。
しかし、敏感肌の人にとっては強い刺激になってしまうこともあるので、美白作用というよりも肌への刺激を一番に考えたほうが良いでしょう。
おすすめは、肌荒れ有効成分を配合した美白美容液です。
肌荒れ有効成分としてさまざまな化粧品に多く使われているのが「グリチルリチン酸ジカリウム」または「グリチルリチン酸2K」と呼ばれているものになります。
グリチルリチン酸ジカリウムは「甘草」と呼ばれる植物の根や茎から抽出し生成された成分のこと。
すぐれた消炎作用があり、肌荒れを防ぐ効果が期待できます。
また、グリチルリチン酸ジカリウムは医薬品成分なので化粧品の配合量が規制されていますが、原料である甘草そのものにも酵素チロシナーゼの活動を抑える働きがあるため、シミやくすみを防ぐ効果も期待できます。
美容成分が高濃度に配合された美白美容液だからこそ、肌に負担がかからないものを選びましょう。
シミの種類や原因に合わせた美白美容液を選ぶ
美白美容液を使う人のなかには、できてしまったシミを薄くしたい人、またシミの発生を抑えたいという人も多いと思います。
もちろん、美白美容液を使うことで初期段階のシミを解消したりシミの原因に効率よくアプローチすることもできますが、シミの種類や原因によっておすすめの美白成分が異なります。
たとえば、大小さまざまな茶褐色のシミ「老人性色素斑」を防ぐならメラニンの生成を抑えるケアが必要ですし、初期段階の老人性色素斑を薄くしたいなら肌のターンオーバーを促すことがポイントです。
メラニンの生成を抑える成分としてはビタミンC誘導体やアルブチンが挙げられますし、肌のターンオーバーを促す成分にはプラセンタが挙げられます。
また、ビタミンC誘導体は虫刺されや日焼け、ニキビ跡などのシミ「炎症性色素沈着」のケアにもぴったり。
メラニンの生成を抑えるだけではなく、還元や排出の働きで炎症性色素沈着の解消を目指すことができます。
美白成分をパッとみただけで性質や働きを理解するのは困難かもしれませんが、シミに対して効率よく働く美白美容液が欲しい際は配合成分のチェックをおすすめします。
サラサラしたテクスチャーの美白美容液を選ぶ
美白美容液には、とろみのあるテクスチャーからサラサラしたテクスチャーのものまでたくさんあります。
とろみのあるテクスチャーの美白美容液だと肌がうるおいで満たされたような気分になりますが、実はサラサラしたテクスチャーの美白美容液を選んだほうが良いのです。
とろみは肌自身がうるおっているのではなく、増粘剤を多く配合することで肌がうるおったように錯覚することがあります。
肌によっては増粘剤のような化学成分が負担になることもありますし、とろみによる錯覚で実際の使用量が少なめになることも。
美白美容液は、規定量使用してこそはじめてスキンケア効果を発揮します。
実際のテクスチャーは購入しなければわからないので、口コミを参考にしたりテスターやサンプル、トライアルサイズを取り寄せて確かめてみるのも良いでしょう。
敏感肌におすすめの美白美容液3選
ここでは、敏感肌におすすめしたい美白美容液についてピックアップしてご紹介します。
敏感肌用に開発されたものもあれば、保湿力にすぐれているものやエイジングケアが同時にできるものなどさまざまです。
特徴を比較しながら美白美容液選びの参考にしてください。
ノブL&W トライアルセット
商品価格:1,300円
<特徴>
- 臨床皮膚医学に基づいた敏感肌向けのスキンケアセット
- シミや乾燥小じわにアプローチする美白化粧水などが同封
- 肌荒れ有効成分グリチルリチン酸2K配合
「ノブL&W トライアルセット」は、臨床皮膚医学に基づいて開発された美白化粧品のセットです。
高保湿の化粧品で潤いを閉じこめるため、外部刺激を受けやすい敏感肌にはぴったりです。
肌荒れ防止の有効成分・グリチルリチン酸2Kの配合をはじめ、肌にストレスとなる香料や着色料をカットした低刺激性の化粧品であることも大きなポイントです。
ディセンシア サエル トライアルセット
商品価格:1,480円
<特徴>
- 美白有効成分アルブチン配合の美白美容液がセットの化粧品
- 敏感肌のために開発された低刺激の美白化粧品
- 抗炎症成分配合
「ディセンシア サエル トライアルセット」は、美白有効成分アルブチンを配合した薬用美白クリームをはじめ、シミの元にアプローチする化粧水、美容液がセットになっています。
肌にとって刺激となりうるアルコールや合成香料が使われていないので、敏感肌のお手入れにもおすすめです。
アスタリフトホワイト 美白トライアルキット
商品価格: 1000円
<特徴>
- 3種の美容液をはじめ美白化粧品がセットのトライアルキット
- 目元などの肌にも使用することができる
- 乾燥やエイジングサインにアプローチする多彩な美白成分配合
「アスタリフトホワイト 美白トライアルキット」は、美白化粧水など一式揃った化粧品セットです。
用途の異なる3種の美容液で、メラニンの生成をブロックするだけではなく、紫外線をブロックしたり肌のコンディションを整える働きでシミを防ぎます。
正しい美容液のつけ方とは
美容液には種類によって使用順序が異なる場合があります。
正しい使い方を知るためには、パッケージに記載されている使用方法や順序をチェックすると良いでしょう。
また、「美白美容液+保湿美容液」のように効果が異なるもの同士の美容液を同時に使うときは、油分が少ないものを先につけ、油分の多いものを後に使います。
基本的な付け方としては、美容液を適量手のひらにとったら両手でこすり合わせ、顔の内側から外側に向かって全体的になじませていきます。
ここでポイントなのが、美容液の塗り広げ方です。
美容液を顔に塗布する際は、額・鼻・両頬・顎の5カ所においてからなじませると、ムラになりにくくなります。
そして最後は、目元や口周りなどの細かい部分に美容液をなじませ、顔全体をハンドプレスして美容液の成分を肌に浸透させます。
シミやシワ、悩みがある部分は美容液を重ね付けして美容成分をしっかり補うのもおすすめです。
また、美容液の使用量が少ないと、必要な部分にまで美容成分を届けてあげることができないので、本来のスキンケア効果が感じられないことも。
パッケージなどに記載されている使用量をきちんと使うようにしましょう。
敏感肌をケアするには?
敏感肌は刺激に弱く、化粧品の成分や紫外線などさまざまな影響で肌がかゆくなったり赤くなったりすることがあります。
では、デリケートな状態の肌をケアするためにはどんなことに気をつければ良いのでしょうか。
何より保湿が大切
敏感肌の場合、肌内部の水分量が少ないことでバリア機能が低下しています。
バリア機能とは紫外線などの外部刺激から自らの肌を守る働きをいいます。
バリア機能の改善をはかるためにも、入念な保湿ケアを続けていきましょう。
肌に強い成分が含まれる化粧品は控える
敏感肌の場合、肌に強い成分が含まれている化粧品は控えるようにします。
たとえば、保湿や溶解、引き締めなどで多く使用されるアルコール(エタノール)は刺激性が強く肌荒れを引き起こす可能性も。
アルコールフリーや弱酸性、アレルギーテスト済みなどの容器をチェックすれば、ある程度肌に強いかどうかをチェックすることができます。
ただし、いくらアルコールフリーや弱酸性でもすべての肌にトラブルが起きないというわけではないので注意してください。
美白を手に入れるには?
スキンケアを続けるよりももっと効率よく美白を目指せる方法があるのでは?と思う人もいるかもしれません。
そこでここでは、毎日のスキンケア以外で取り組める美白のコツやポイントをご紹介します。
確実にシミを消すなら医療レーザー
一度できたシミはセルフケアでの解消が困難です。
初期段階のシミであればスキンケアで解消できる場合もありますが、スキンケアを続けてもなかなか薄くならない、またくっきりはっきり顔にできてしまったシミは医療レーザーによって取り除く方法を検討しましょう。
スキンケアを続けるよりも確実にシミをなくすことができます。
美白サプリメントも人気
美肌を目指すためには食生活にも気をつかいたいですが、かといって栄養バランスを意識した食事を続けるのも難しい場合があると思います。
そこでおすすめしたいのが、美白成分をサプリメントで補うことです。
普段の食生活では補えない成分を効率よく摂取することができるので、肌の内側から透き通った肌を目指すことができます。
UVケアは忘れずにする
当たり前かもしれませんが、シミやくすみの発生を抑えるためには美容液だけではなく日焼け止めなどのUVケアが必須です。
紫外線のなかには、室内にいても窓ガラスを通り越して肌に侵入してくる紫外線もあります。
紫外線はシミだけではなくたるみの原因にもなるので、UVケアの徹底で肌トラブルを防ぎましょう。
まとめ
敏感肌の人にとって化粧品選びは慎重に行わなくてはなりませんが、低刺激タイプや保湿成分が多いタイプなど、敏感肌向けに開発された美白液がたくさん販売されています。
刺激の少ない美白美容液を取り入れ、シミやくすみのない透明感ある肌を目指しましょう。