ハイドロキノンクリームって何?
シミやそばかすの「美白ケア」を検索していると、必ずといっていいほど出てくるキーワードが「ハイドロキノンクリーム」です。
できてしまったシミをも薄くすることから、最強の美白成分とも呼ばれるハイドロキノンを配合したクリーム。
でも「顔全体に塗ってもいいものなのかな…」と、不安も持っていませんか?
そこでこの記事では、
- ハイドロキノンクリームの選び方
- おすすめのハイドロキノンクリーム3選
- ハイドロキノンの効果・注意点
など、ハイドロキノンクリームについて詳しくご紹介。
顔全体のくすみをブライトアップして、メイクノリ抜群な素肌を目指しましょう。
※本記事での美白とは・・・メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐこと※
ハイドロキノンクリームの選び方
ハイドロキノンクリームを選ぶ際には、以下、ふたつのポイントを重視していきましょう。
部分ケアか顔全体使用OKか
ハイドロキノン配合のクリームには、「部分ケア用」と「顔全体に使用OK」の2種類があります。
顔全体に塗れるタイプのクリームを、部分用に使うことに問題はありません。
しかし、部分用は多少濃い濃度で配合されていることが多いため、顔全体に塗るのは避けたほうがベター。
濃く気になるシミがあるなら部分用・顔全体がどんよりくすんでいるなら顔全体用を選びましょう。
ハイドロキノンの処方
ハイドロキノンは不安定な成分です。
まず、肌のバリア機能にはじかれてシミの根元まで入っていかないことがほとんどで、さらに光や熱に弱く、酸化しやすい成分でもあります。
そのため、「シミの根元まで届く処方」「安定させている処方」がされているハイドロキノンクリームがベストです。
また、刺激も強い成分ですので、肌表面を傷つけることのないように「低刺激処方」かどうかもチェックしましょう。
保湿成分の配合
ハイドロキノンの刺激から肌を守るためには、保湿が必要不可欠です。
ハイドロキノン自体の保湿力はあまり強くないため、化粧品を探すときには、保湿成分が配合されているかどうかをチェックしてください。
質の良い保湿成分を配合していれば、シミケア+ハリつやまでカバーすることができます。
おすすめのハイドロキノンクリーム3選
それでは、おすすめのハイドロキノン配合クリームを3つ、紹介します。
ビーグレン ホワイトケア
内容量:7日間分
価格:1,800円
<特徴>
- クリームにハイドロキノン1.9%配合
- 医療クラスの浸透技術で根元に届く
- 顔全体への使用OKなほど低刺激
美容大国アメリカの薬学博士が開発したビーグレンは、これまで不安定だったハイドロキノンを独自技術で安定化させたブランドです。
特殊なカプセルに包むことでバリア機能にもはじかれず、シミの根元に長時間滞留し、持続的にシミをアタックするのが特徴。
毎日、顔全体に使用してもOKなほど低刺激に処方され、うるおいたっぷりの高保湿化粧水や美容液でさらなる透明肌を目指せます。
ハイドロキノン配合のクリームがセットになって、たっぷり7日間試せるトライアルです。
<口コミ>
幸せウサギ/38歳/⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
お肌には自信があったのに、ストレスからか疲れからかは分かりませんが、ある日突然顔全体と首に大人ニキビが数えきれないくらいできてしまいました。夏の暑い日だから紫外線が影響しているのかとも思い、日傘をさして、こまめに油とりをしていましたが、それでも全然治らず、毎日お風呂で泣いていました。そんな時ネットで見つけたピーグレン。藁にもすがる思いで、思い切って使ってみることに。同時に食生活も見直し、半年かかりましたが、やっと綺麗に治りました。やはり、高濃度ビタミンがきいたのだと思います。これからも使い続けたいと思います。
出典:BiJO達の口コミ
アンプル―ル ラグジュアリーホワイト
内容量:7日間分
価格:1,890円
<特徴>
- 部分用・顔全体用がセットのフルライン
- 国産ドクターズコスメとして人気
- 新安定型ハイドロキノンを処方
完全国産のドクターズコスメであり、美容メディアでも注目されているアンプル―ル。
ハイドロキノンを配合したクリーム(美容液)を、「夜の一点集中ケア」と「朝晩使える顔全体ケア」の2種類、フルラインに組み込んでいるのが特徴です。
アンプル―ルだけの新安定型ハイドロキノンを配合した夜用クリームは、ジェルタイプでシミにぴったりと密着し、夜通しアタックしつづけます。
朝晩使える美白クリームは、肌表面をなめらかに仕上げつつ、日中の紫外線からも肌を守ってくれる処方です。
肌の奥から透明感を溢れさせてくれる化粧水など、極上の美白ケアを試せるフルラインのトライアルセット。
<口コミ>
みさき/31歳/⭐️⭐️⭐️⭐️☆
20代後半に2人目を妊娠中に大きいシミができて悩んでました。使っていくうちにシミも少し薄くなってきました。半年ほどで目立たなくなりました。肌のトーンも明るくなったような気がします。乾燥肌ですが次の日の朝はしっとりして乾燥も防げます。
出典:BiJO達の口コミ
プラスキレイ プラスナノHQ
内容量:5g
価格:3,240円
<特徴>
- シミの根元でハイドロキノンが溶け出す処方
- 部分的なシミを超集中ケア
- いつものスキンケアにプラスするだけ
口コミ評価が安定して高いハイドロキノン配合のクリームです。
4%と高濃度なため、顔全体への使用はおすすめしませんが、濃く目立っているシミにはこれしかないほど集中ケアをしてくれます。
ぴったりと密着、浸透したあとにはシミの根元でハイドロキノンが溶け出します。
いつものスキンケアにプラスするだけの使いやすさで、単独アイテムとして超優秀な商品です。
<口コミ>
口コミはまだありません。
顔全体にもハイドロキノンの効果ある?
最強の美白成分と呼ばれるハイドロキノンですが、顔全体への効果はどの程度なのか、チェックしていきます。
ハイドロキノンの効果
ハイドロキノンの持つ効果は、以下のふたつ。
- できてしまったシミを薄くする
- シミが作られるのを予防する
ハイドロキノンは、シミを押し出すチカラをサポートすると同時に、紫外線ダメージなどによって活性化するメラニンの生成をブロックします。
そのほか、シミが作られる段階で活躍する酵素の働きを押さえつけるなど、いくつかの段階で強く作用してくれるのが特徴です。
「シミを薄くする唯一の成分」として知られていますが、シミ予防の効果も大きいのです。
顔全体に塗ることで得られるメインの効果は、新たなシミ予防。
また、くすんでどんよりした顔も、パッと華やかにしれくれます。
ハイドロキノンの副作用
ハイドロキノンは非常に作用の強い成分で、そのため副作用も報告されています。
- かゆくなる
- 痛くなる
- 赤くなる
このほか、ニキビや吹き出物がでやすくなるといった症状もあります。
もちろん、市販の化粧品に配合されているのはわずかな量(1~4%程度)ですので、そこまで心配する必要はありません。
しかし、顔全体に塗るとなると、多少リスクは上がります。。
ハイドロキノンクリームの注意事項
ここでハイドロキノンを使う上での注意事項をいくつか解説します。
顔全体に塗るのは危険!
基本的には、顔全体に塗る成分ではありません。
皮膚科で処方されたハイドロキノン配合の塗り薬などを、自己判断で顔全体に塗るのはぜったいにやめましょう。
今回ご紹介したハイドロキノンクリームのなかには「顔全体への使用OK」もあります。
それらはあくまでも化粧品としての配合量を守っており、さらに各メーカーが低刺激処方にするなど、さまざまな工夫がされています。
ハイドロキノンを顔全体に使う場合には、必ず「顔全体への使用OK」な商品を選んでください。
スポットタイプのハイドロキノンクリームを顔全体に塗るのは、副作用のリスクが高まります。
ハイドロキノン化粧品の使い方
ハイドロキノン配合の化粧品を使う場合には、必ず用法用量を守ります。
ここでいちばん注意すべきは「使っていい部分にだけ使う」ということです。
部分的なケア専用のハイドロキノン化粧品を、顔全体に塗るのはNGです。
また、ハイドロキノン配合化粧品を使う前には、必ず洗顔と保湿ケアを十分行ってください。
汚れがついていると毛穴詰まりを起こしトラブル悪化、保湿不足はハイドロキノンの刺激をダイレクトに受ける原因になります。
ハイドロキノンクリームQ&A
気になるハイドロキノンの疑問を解消します。
肌に湿疹ができたら使用をやめるべき?
ハイドロキノンだけではなく、あらゆる化粧品で湿疹が出た場合、使い続けるのはキケンです。
ターンオーバーサイクルが整っていれば、早めに治ることもありますが、ニキビ跡のように新たなシミとなって残る可能性が高いです。
どれくらいの期間で美白になるの
目安は3ヶ月~半年程度ですが、美白=シミが完全に消える、ではありません。
それでも続けていれば、シミができにくくなり、いまあるシミは薄付きのファンデーションでカバーできるくらいにはケアできます。
どの程度の美白を望んでいるかによって変わりますが、完全に消したい人は専門家(美容クリニックなど)への相談をおすすめします。
高い濃度のものの方がよく効くの?
よく効く、という点だけでは、答えはYESです。
しかし、ハイドロキノンは万能薬ではなく、肌との相性が悪い場合もあります。
はじめてハイドロキノンを使用する場合には、まずは低濃度処方な化粧品から試すのが安全です。
デリケートゾーンにも塗っていいの?
基本的には、NGです。
デリケートゾーンやボディの黒ずみが気になる場合には、専用のクリームなどを購入しましょう。
なかには、バストトップやデリケートゾーン専用の美白クリームもあります。
ただし、ボディOKでも粘膜部分はNGです。
専門家にも相談してみよう
そばかすや、あまりにも濃いシミ(イボ状や大きくなっているものも)が目立っている場合には、セルフケアを続けるよりも、専門家に相談することをおすすめします。
最近では脱毛クリニックでも美白ケアを手掛けているところがありますし、通常の皮膚科でも相談が可能です。
ハイドロキノンを皮膚科処方にすると、市販以上の費用がかかりますが、あなたの症状にあわせ、より高濃度なクリームを処方してもらえます。
まとめ
ハイドロキノンは正しく使えば、安全に、効率的にシミをケアできる成分です。
しかし、高濃度なスポットタイプを顔全体に塗る・処方薬を勝手に顔全体に塗る、などをすると痒みや炎症が起きる原因に。
どんな成分でも同じですが、とくにハイドロキノンのように作用が強い成分は、十分に使用方法をチェックしてから購入しましょう。