最終更新日:2018年10月24日
30代を過ぎて目立ってきた肌のシミには、手軽で継続しやすいクリームでケアするのがおすすめです。
しかし、「シミ用クリーム」は数多くあり、むやみに選んでも自分のシミに効くとは限りません。
そこでこの記事では、以下の内容を詳しく解説します。
- 肌にシミができる原因・種類
- シミに効くクリームの選び方
- 肌のシミにおすすめのクリーム3選
クリームを1本取り入れるだけで、肌のシミをぐんぐんケアできる優秀ブランドだけを厳選しました。
※記事内に記載のある「美白」とはメラニンの生成を抑え、日焼けによるシミ・そばかすを防ぐことです。
肌にシミができる原因とは
まずは、肌にできているシミの種類・原因、そしてシミに効く成分をチェックしておきましょう。
シミの種類
シミの種類をしっておくと、クリームの選び方も、今後のシミケアも上手になります。
< シミの種類と原因>
- 老人性色素沈着:紫外線ダメージなどによるメラニンの過剰生成が原因
- かんぱん:ホルモンバランスの乱れなどによるメラニンの過剰生成が原因
- 炎症性色素沈着:ニキビや炎症した部分がそのまま色素沈着を起こすことが原因
紫外線ダメージやニキビによる影響はもちろんですが、加齢や生活環境での保湿不足なども影響しています。
シミに効く成分
シミケアに強い成分を知っておくと、クリーム選びもスムーズです。
シミに効く成分
【ハイドロキノン】
→シミを薄くする作用がある成分
【アルブチン】
→シミを予防する効果がある成分
【ビタミンC誘導体】
→シミやニキビ跡をケアする効果がある成分
クリームには、こういった美白成分が凝縮されているため、肌のシミによダイレクトにアプローチできる仕組みです。
ただし、どれだけ強い作用をもつ成分でも「シミを消す」ことはできません。
うるおいによるツヤなどで素肌をブライトアップさせ、シミが薄くなったように見せましょう。
シミに効くクリームの選び方は?
肌に直接つけるクリームですので、美白力以外にも重視したいポイントがあります。
浸透力
美白成分は、その多くが光や熱に弱く不安定であり、肌のバリア機能にはじかれやすい性質をもっています。
メーカーごとに浸透力アップの工夫がされているかどうかは、シミに効かせるために重要なポイントです。
「ナノ化」「ナノカプセル」などの言葉に注目してみてください。
プチプラのクリームを検討している人も多いと思いますが、プチプラ製品はこの点において、やや実力不足がことが多くあります。
原料価格の高い美白成分に、さらに浸透力UPの工夫をしているとなると、美白クリームの適正価格は高めです。
目安として、5,000円~10,000円のクリームを選ぶとベストです。
保湿力
美白ケアは乾燥しやすくなるデメリットがあります。
クリームとは別に肌の保湿ケアをすることも重要ですが、クリーム自体の保湿力も必要です。
クリームに保湿力があれば、美白成分の刺激をやわらげて肌につけることができます。
口コミ
口コミやメディアの評価も、自分にあったクリームを選ぶポイントです。
とくにテクスチャーや使用後の変化、口コミの平均評価には注目。
また、各メーカーのトライアルセットも活用し、肌との相性をみながら使い続ける1本をみつけましょう。
肌のシミに効くクリーム3選
目立っているシミにおすすめのクリームを3つ、紹介します。
①ビーグレン QuSomeホワイトクリーム1.9
内容量:15g
価格:6,480円
- ハイドロキノン1.9%を特殊技術と融合
- なじみやすく顔全体への使用OK
- トライアルセット:1,800円
ビーグレンは米国の薬学博士が開発し、医学誌への掲載もあるほど信頼性の高いコスメブランドです。
不安定で刺激の強いハイドロキノンを、特殊な技術によってスピーディで低刺激な処方に実現。
3つの美容保湿成分はうるおいUPだけではなく、ハイドロキノンとの相性も◎
なめらかに伸びるクリームで、肌印象を明るくみちびき、シミを作らせない強い肌環境に整えます。
②アスタリフトホワイト ALホワイトクリームC
内容量:30g
価格:5,400円
- 美白有効成分アルブチンを配合
- 豊富な保湿成分をナノ化
- トライアルセット:1,000円
美容メディアや口コミでの評価が高く、うるおい系エイジングケアとして人気の高いアスタリフトホワイト。
アルブチンと肌荒れ防止有効成分のダブル配合によって、加齢にともなうシミやくすみをブライトアップします。
配合された保湿成分の種類が多いのも特徴で、ごわつき・かさつき・疲れ肌に、もちもちなハリ感を与えます。
軽やかでみずみずしいクリームは馴染みやすく、メイク前に使っても手間をとりません。
③アンプル―ル ラグジュアリーホワイト コンセントレートHQ110
内容量:11ml
価格:10,800円
- モンドセレクション金賞受賞アイテム
- ハイドロキノンをマイクロカプセル化
- トライアルセット:1,890円
美容雑誌でのベストコスメや、モンドセレクション金賞を数多く受賞している実績あるブランドです。
マイクロカプセル化されたアンプル―ル独自のハイドロキノンは、新鮮な状態でシミの根元にアタックし、メラニンが生成される場所で働きます。
肌にぴったりとフィットするクリームタイプの美容液で、あきらめていた頑固なシミもケア。
さらに配合されたたっぷりの美容成分によって、ダメージをリセットし、さらなるシミの連鎖を食い止める本気の美白が叶います。
クリーム以外の肌のシミ対策
肌のシミを増やさない・薄くするためにはクリーム以外の対策も必須です。
「生活習慣」「紫外線ケア」「美白サプリ」に分けてケア方法をチェックしていきます。
規則正しい生活を送る
肌のコンディションを整えることができれば、自然とターンオーバーサイクルもケアすることにつながります。
そのためには規則正しい生活で、肌内部の細胞を活性化させてください。
<生活習慣のポイント>
- 睡眠:成長ホルモンによって肌の細胞が元気になる
- 禁煙:喫煙による活性酸素増加を防ぐことができる
- 入浴:血行不良を解消し、肌のめぐりを良くする
また、食事からさまざまな栄養を、バランスよく摂取することも大切です。
基本となる生活習慣を正すだめでも、肌は大きく変化していきます。
紫外線を抑えて予防をする
紫外線は肌にとって、シミだけではなく保湿力・バリア機能などを低下させてしまう存在です。
<紫外線ケアのポイント>
- 毎日日焼け止めを塗る
- 顔全体に美白化粧品を使う
紫外線は、時期や天気に関わらず、毎日降り注いでいます。
そのため、毎日日焼け止めを塗ることと、とくにシミが気になっていない肌の部分にも美白ケアを行うことが重要です。
ただし、美白ケアをおこなうと、どうしても肌が乾燥しやすくなるというデメリットが生まれます。
保湿なくして美白ケアは成り立ちませんので、うるおい重視の美白ケアをおこなってください。
メイクの手間を増やしたくない人・肌が敏感な人には、UVカット付きのファンデーションや、肌への負担が少ないミネラルファンデーションもおすすめです。
スキンケアもふくめてのメイクを心がけていきましょう。
美白サプリで改善
シミが改善されずに悩んでいるなら、美白サプリを併用するのもおすすめです。
<美白サプリがおすすめな人>
- スキンケアで物足りない人
- ターンオーバーの乱れを感じる人
- 食生活が乱れている人
美白サプリには、体内からターンオーバーやシミの押しだしをサポートしてくれる成分が配合されています。
化粧品と併用することで、より効率的なシミ対策となるでしょう。
肌のシミには医療レーザーもおすすめ
あまりにも濃いシミや、強くコンプレックスを抱いている場合は、医療レーザーでシミを消してしまうのもひとつの選択肢です。
ただし、医療レーザーとはいえ美容目的であるため、クリニックによって料金に差があります。
また、「ダウンタイム」といって治療後に肌が再生するまでの時間や、レーザー治療による影響で紫外線ダメージを受けやすくなることもあります。
最近では、脱毛クリニックでも美白に力を入れています。
ボディの黒ずみが気になる場合には、脱毛すると同時に美白ケアをしてもらえる可能性も◎
レーザー治療でのデメリットや、シミの種類によって変わる適切な治療方法など、インターネットだけではなく、直接相談しにいくことをおすすめします。
まとめ
肌のシミは、放っておくとどんどん消えにくく、濃く残ってしまいます。
美白クリームを日々のケアにプラスして、上手にシミ対策を行ってください。