化粧品でシミ取りはできるの?
化粧品を使ったセルフケアで、「完全なシミ取り」はむずかしいでしょう。
しかし、自分の肌にあった優秀な美白化粧品を取り入れれば、いまよりも薄付きメイクをたのしめる透明肌を作れます。
そこでこの記事では、以下の内容を詳しく解説します。
- シミ取り化粧品の選び方
- おすすめ美白化粧品
- シミ取りケアのコツ
まずはトライアルセットで肌との相性をチェックし、本格的なシミ取りケアをはじめてください。
シミに効く化粧品の選び方
セルフケアでは医師の診断もなく、自分の判断で化粧品を選ばなければなりません。
以下のポイントをチェックして、より自分の肌質・シミにあった化粧品を見つけましょう。
シミの種類
自分のシミの種類が、市販のシミ取り化粧品で効果的なシミかどうかを、まずは判断します。
<市販化粧品でもおすすめできるシミ>
- 老人性色素沈着(日焼けダメージによるシミ)
- 炎症性色素沈着(ニキビ跡によるシミ)
- かんぱん(加齢によってできる左右対称のシミ)
上記のようなシミであれば、セルフケアでも十分にブライトアップできる可能性大。
おすすめの市販化粧品で、ぜひその効果を試してみてくださいね。
美白成分の種類
シミの種類の次は、配合されている美白成分をチェックします。
<成分の特徴>
【ハイドロキノン】
→できてしまったシミを薄くする(濃いシミにおすすめ)
【ビタミンC誘導体】
→ターンオーバーサイクルをケアし、シミを予防する(ニキビ跡系におすすめ)
【アルブチン】
→低刺激にシミを予防する(かんぱんなど加齢によるシミにおすすめ)
【トラネキサム酸】
→シミを予防し、肌トラブルも防止(エイジングケアにもおすすめ)
これらの成分を浸透させる工夫がされているかどうかも、チェックしてください。
メーカー信頼度
市販の化粧品を選ぶ場合には、メーカーの信頼性も重要です。
モンドセレクションなど商品に対する外部評価も重要ですが、一般の人の口コミや美容雑誌での評価もチェックポイントです。
また、ドクターズコスメは医師が開発に携わっているので、信頼度から探すときにはおすすめしたいポイント。
おすすめの市販化粧品5選
それでは、シミ取りにおすすめの化粧品を5つ、紹介します。
アスタリフトホワイト
画像:Amazon
内容量:5日間分
価格:1,000円(公式サイトから購入できます)
<特徴>
- エイジングケアとしての口コミ評価が高い
- アルブチン配合
- ナノ化技術で浸透力バツグン
@コスメなど、一般の使用者からの口コミ評価が高く、各SNSでも話題のシミ取りブランド アスタリフトホワイト。
アルブチンを筆頭に、コラーゲン・セラミド・アスタキサンチンなど、加齢とともに必要になる美容保湿成分をたっぷりと詰め込んだ、うるおい力の高いフルラインです。
肌の土台を作る先行美容液でブーストアップされた素肌が、次に続く化粧水やクリームをぐんぐん吸い込みいます。
シミ取りだけではなく、たるみ肌・疲れ印象の肌をケアしていきたい人におすすめの市販化粧品です。
<口コミ>
私は、昔、日焼けをしすぎてしまい、頰鼻の辺りにシミがたくさん出てきました。そして美白ケアが気になり、アスタリフトの美白を使ってみたところ、伸びがすごく良くて肌になじみも良くしっかり入っていきます。朝も夜もつかっていたので、朝の化粧ノリはとてもいいですし、透明感が出て肌は明るくなります。それだけても肌が白くなった感じがします。シミも少し薄くなったような気はしますので、使い続けたいと思います。
出典:BiJo達の口コミ
ディセンシア サエル
画像:Amazon
内容量:10日間分
価格:1,480円(公式サイトから購入できます)
<特徴>
- POLA発、敏感肌・乾燥肌専門ブランド
- アルブチン・トラネキサム酸を配合
- 美容雑誌のベストコスメ多数受賞
美容雑誌「MAQUIA」でのベストコスメ受賞など、美容ライターが注目する話題の美白化粧品です。
敏感肌・乾燥肌専門ブランドとして、弱った角層をサポートするオリジナル処方が特徴となり、うるおいヴェールで肌を包みます。
シミ取り成分として配合されたアルブチン・トラネキサム酸が、加齢によるくすみ・乾燥によるくすみをケアし、透明感を引き出します。
外部刺激に強い肌を育てるため、乾燥シーズンや疲れているときのために持っておくと安心な市販化粧品です。
<口コミ>
敏感肌だけど、なかなか自分に合う化粧品が見つかりませんでした。口コミでこの化粧品をみて使ったら刺激もなく肌に合いました。乾燥肌なんですが、乾燥することなくしっかりと保湿もしてくれます。美白は、ちょっとまだ感じられませんが効果が出るといいなと思ってます。
出典:BiJo達の口コミ
ポーラ ホワイトショットSXS
画像:Amazon
内容量:20g
価格:12,000円(公式サイトから購入できます)
<特徴>
- オリジナルの複合美白成分を配合
- 肌表面を保護するホワイト膜処方
- 肌を強く育てる集中美容液
国内外の女性に愛されているポーラ開発の、超本格シミ取り美容液です。
こっくりとしたクリーム状のテクスチャーには、ポーラオリジナルの複合美白成分が配合されています。
肌表面でうるおいの保護膜を作る「ホワイト膜処方」により、艶やかでたくましい素肌を育てます。
ポーラ取り扱い店や直営店などで市販されている、ハイスペックな美白化粧品です。
<口コミ>
右側の頬にある数ミリ程度のシミが気になり、使い始めました。使用感はしっとりしていて後に使う乳液、クリームとも相性が良いです。シミはビタミンCの服用も併用しているためか、だいぶトーンが明るくなってきたようです。今後もリピートする予定です。
出典:BiJo達の口コミ
ファンケル ホワイトニング化粧液
画像:Amazon
内容量:30ml
価格:1,700円
<特徴>
- 無添加で肌にやさしい化粧水
- ビタミンC誘導体を配合
- 2種類のテクスチャーから選べる
無添加コスメとして、市販化粧品のなかでも定番のファンケルからも、美白ラインがでています。
おすすめはこちらの化粧水で、ビタミンC誘導体がみずみずしく肌に浸透し、顔全体をクリアに仕上げます。
「しっとり」と「さっぱり」の2種類から選べるテクスチャーで、ニキビやオイリー肌にもおすすめです。
価格も手ごろで、季節によって使い分けるのも◎
オルビスユー ホワイトローション
画像:Amazon
内容量:180ml
価格:3,240円
<特徴>
- エイジングサインに働きかける処方
- 美白有効成分アルブチンを配合
- 溜め込みがちな肌の巡りをサポート
「メラニンメタボ」な加齢肌に働きかけるオルビスユーの美白化粧水です。
アルブチン・ベニバナエキスなどがキメの乱れた角層をうるおいで満たしながら、シミをケア。
過剰に生成されたメラニンをためこんでしまう肌の、巡りをケアしてくれます。
本格的なシミ取りとしてはやや弱いですが、トータルエイジングケアを優しく続けたい人におすすめです。
シミに効く市販の化粧品の使い方
おすすめの美白化粧品を、さらに効果的に使うためのポイントをチェックしましょう。
肌の症状別おすすめの化粧品
今回紹介した市販化粧品を、肌質別におすすめします。
①ニキビ跡
- サエル:アルブチンがシミにアプローチしつつ、ニキビ肌でも使いやすい敏感肌向けの処方です。
- ファンケル:オイリー肌でも使いやすいテクスチャーで、繰り返す大人ニキビにおすすめです。
②シワとシミ
- アスタリフトホワイト:アスタキサンチンなど抗酸化作用の強い成分が配合され、年齢肌に働きかけます。
③くすみ
- ポーラ:シミにもおすすめですが、がんこなくすみをブライトアップしてくれます。
- オルビスユー:くすみの原因となるエイジングサインに働きかける処方です。
肌悩みにあったおすすめは上記になりますが、まずは相性をチェックすることが重要です。
低価格なトライアルセットで、気になる化粧品をいくつかトライしてみても◎
化粧品を塗る順番
化粧品を塗る順番は、基本的にメーカー推奨に従ってください。
手持ちのスキンケアと組み合わせて使う場合には、「水溶性の割合が多い化粧品」から塗っていくと浸透しやすくなります。
化粧水>美容液>乳液>クリーム の順番です。
油分が少ない洗顔後の肌に、いきなりクリームを塗っても、上手に浸透できないのです。
基本的なシミの予防
美白ケア本来の目的は「シミ取り」ではなく、「予防」です。
市販化粧品での日々のケアとあわせて、以下のような習慣もシミケアには重要なポイント。
食べ物
身体の一部である肌は、食べ物による影響も大きく受けます。
シミケアをしたい人が摂取すべき栄養素はやはり「ビタミン」です。
ビタミンは、肌のターンオーバーサイクルをケアしてくれるため、内側からシミ排出力の底上げを狙えます。
ただし、注意すべきは「ひとつの食材(栄養素)に集中しないこと」です。
栄養素はそれぞれがお互いの働きを高めるため、幅広く摂取すると◎
反対に偏った食生活では、栄養がうまく働きません。
不足していると感じる栄養素はサプリメントで補いつつ、バランスのいい食生活を心がけましょう。
生活習慣
食べ物と同じくらい、肌にダイレクトな影響を与えている生活習慣。
なかでも「睡眠不足」と「喫煙」は、シミ増やしやすい肌にしてしまいます。
- 睡眠不足:深夜は肌の修復時間であるため、日中のダメージをリセットできなくなります。
- 喫煙:体内のビタミンを破壊し、シミのもととなる活性酸素を増やします。
喫煙は減らすだけでも変わると言われます。
それほど肌に大きなダメージを与えている生活習慣ですので、禁煙の努力そのものがシミケアになるということです。
UV対策
紫外線ダメージを受けた肌は、細胞を守るためにメラニンを作り出し、排出できずに残ったものがシミです。
また、紫外線によってバリア機能が低下すると、肌の保湿力なども下がり、さまざまな肌トラブルを引き起こします。
紫外線は、悪循環のもととなりますので徹底したUVケアは「美肌作りの基本」です。
雨の日や家にいる日には、SPF15程度の日焼け止めやファンデーションを活用し、1年を通してUVケアをするようにしてくださいね。
SPF50など高い数値の日焼け止めに関しては、肌への負担も大きくなります。
そのため、炎天下でのレジャーなどに活用し、普段使いにはしないのがベターです。
徹底したUVケアは、シミを作らないだけではなく、保水力の高いうるぷる肌を作ってくれますよ。
まとめ
市販のシミ取り化粧品だけで、シミを完全に消すことがほぼ不可能です。
しかし、日々の紫外線ダメージを積み重ねないことこそが美白ケア。
使いやすい市販の化粧品で、スキンケアのパフォーマンスをアップさせましょう。