ドラッグストアの化粧品でシミ予防はできる?
「シミ」は年齢肌のお悩み代表格です。
しっかり効き目のあるケア商品を使って、できてしまったシミを予防したいけど、高価なものは長く続きません。
できれば気軽に行けて、お安く手に入るドラッグストアのものを使いたいという方もいるのではないでしょうか。
しかし、ドラッグストアのシミケア商品はどういう基準で選べば良いのかわからない場合も多いと思います。
そこで今回はそんな方々のために、
などについてご紹介していきます。
ドラッグストアのシミ予防化粧品の選び方
ドラッグストアのシミケア化粧品の選び方について説明します。
美白化粧品と呼ばれる化粧品は実は効果として「シミを消す効果」は認められていません。
美白化粧品は「メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐ」又は「日やけによるしみ・そばかすを防ぐ」という表現しか認められていないのです。
また美白化粧品においても有効成分の配合された医薬部外品の化粧品である必要があり、ドラッグストアでシミ予防の化粧品を購入する際にも医薬部外品の薬用化粧品を選ぶ必要があります。
ドラッグストアでも買える市販のシミ対策クリームおすすめ3選
ここからは、ドラッグストアで買えるシミに良い市販クリームを厳選してご紹介します。
プラセホワイター 薬用美白エッセンスクリーム
内容量:55g
価格:1,188円(税込)
<特徴>
- プラセンタエキス配合
- 全顔ケアが可能
- 乾燥小じわを目立たなくする効能評価試験済み処方
シミだけでなくシワまで改善してくれる美白クリームです。
毎晩のスキンケア時に乳液やクリームの代わりに塗ることで、就寝中に有効成分が肌に浸透していきます。
重ね塗りすることで大きなシミも目立たなくすることが期待できます。
透明感のある、ぷるんと張った白肌を叶えてくれる商品です。
ちふれ 美白クリームAR
内容量:35g
価格:1,188円(税込)
<特徴>
- アルブチン配合
- ヒアルロン酸配合で潤いもチャージ
- ポイントケア・全顔ケア両方可能
シミ・そばかすを防いでくれる美白クリームです。
なめらかなテクスチャーで、塗った瞬間からしっとりと馴染むのにべたつきません。
昔からある化粧品ブランドの商品なのでドラッグストアでも定番商品として扱われていることが多いです。
肌に優しいつくりなので初めてシミケア商品を使う方にもおすすめです。
小林製薬 ケシミンクリーム
内容量:30g
価格:1,944円(税込)
<特徴>
- ビタミンC誘導体配合
- ビタミンE配合で血行を促進
- ポイント集中ケアが可能
製薬会社が展開しているシミケアクリームです。
濃くなってしまったシミも消して、これからシミができないように予防もしてくれます。
また、小林製薬が独自に開発した成分であるバージニアホワイト配合で保湿力もばっちりです。
みずみずしくて透明感のある肌に導いてくれます。
シミ対策におすすめな通販化粧品3選
次にドラッグストアに行かずとも購入できるおすすめの通販化粧品を消化します。
通販化粧品のメリットとしてはトライアルセットで購入することができるので、1000円代で洗顔や化粧水、美容液を全て使用することができるので、シミ対策初心者の方にはおすすめとなっています。
アスタリフト 全方位美肌ケア5点セット 1000円
- 富士フイルムの独自のナノ化技術を活用
- 美白成分としてビタミンCまたはアルブミンを配合
- 一人一回限定で1000円で購入可能
先行美容液と美白化粧水、美白美容液、美白クリーム、UVクリアの5点がセットとなった美白トライアルセットがアスタリフト 全方位美肌ケア5点セットです。
化粧水と美容液、美白クリームには美白成分としてビタミンC誘導体とアルブチンを配合しており、医薬部外品の化粧品となっています。
一人様一回限定となっているので、まだ購入されたことがない方にはおすすめとなっています。
アドライズ 1200円
- 薬用美白成分としてプラセンタエキスを配合
- 薬用保湿成分としてヘパリン類似物質
- ナノ化技術採用の保湿成分セラミドを配合
大正製薬が2109年5月に新発売したW薬用有効成分を配合したスペシャルスキンケアセットとなっています。
アンプルール ラグジュアリーホワイトトライアルキット ¥1,890
- 美容クリニック院長が開発に携わった化粧品
- 洗顔もついた5点トライアルセット
- 美白有効成分としてハイドロキノン誘導体配合
アンプルールは化粧水、美容液、洗顔、クレンジングがセットになったトライアル化粧品セットです。
シミウス ¥3,795
- 美白有効成分を配合した医薬部外品の化粧品
- 1つで10役のオールインワン化粧品
- 30日間の返金保証付
保湿だけでなく、美白の効果もある医薬部外品のオールインワン化粧品です。
市販のプチプラ化粧品を効果的に使うには
市販のプチプラ化粧品でシミ対策を効果的に行うには、集中的なケアと断続的なケアを両立することが大事です。
まず今あるシミを消すことに集中して、強い成分のものを毎日しっかり塗ってください。
惜しみなくたっぷり使えるプチプラ化粧品だからこそ、毎日使うことができると思います。
そしてシミを消すことができたら、そのままケアをやめるのではなく断続的なケア化粧品に切り替えましょう。
もちろん集中ケアをしている最中に並行して断続ケアを行うことができればベストです。
シミひとつない綺麗な肌を目指すのであれば、高価な商品を少しづつ使うのでは到底足りません。
プチプラ化粧品でも豊富な成分が配合されているものはありますので、惜しみなくしっかり使うことを重視しましょう。
メイクで上手にシミを隠すには
シミケアを始めたからといって、すぐにシミを消すことができるわけではありません。
外出時などには、まだ消えきっていないシミが気になる方も多いと思います。
マスクをして隠す方もいますが、マスクができない場面で頼りたいのはやはりメイクの力ではないでしょうか。
メイクで上手にシミを隠すには、以下のポイントを意識してみてください。
- 下地はツヤが出るタイプのものを選ぶ
- ペンシルまたはスティックタイプのコンシーラーで消したいシミよりもひと回り大きめに塗る
- コンシーラーの痕が目立たないように指でぼかす
ポイントは「ペンシル・スティクタイプのコンシーラー」を使うことです。
パレットタイプのものを使うのであれば、あまりマットすぎない質感のものを選びましょう。
マット感が強すぎたり、肌の色に合わない色味のコンシーラーを使うと不自然に見えてしまいます。
塗る際には、隠したいシミよりもひと回りほど大きく塗るようにしてください。
そして痕が目立たないように指で境目をぼかすことがポイントです。
どんなにシミがしっかり隠れても、その隠した痕がはっきりと見えていたら逆に目立ってしまいます。
また、コンシーラーなどの化粧品も、高価でなければいけないわけではありません。
ドラッグストアで売っているプチプラ化粧品でも十分カバー力を発揮する商品はたくさんあります。
値段にとらわれず、自分の持っている化粧品との相性や肌の色などを考慮して選んでください。
シミは日頃から対策しよう
シミができないに越したことはないです。
しかし中には、「私はシミができたことないし、大丈夫」と根拠なく思っている方もいます。
そんな方は要注意です。
なぜなら、シミは日頃何も対策を行なっていないと、着実に肌の内部で作られていくからです。
白くて色むらのない肌を目指すのであれば、下記の対策を日頃から意識することが大事です。
- 紫外線対策は1年中行う
- ビタミンC・Eを豊富に含む食材を食事に取り入れる
- たばこを吸わない
- 良質な睡眠をとる
紫外線対策は1年中行う
中でも「紫外線対策は一年中行う」という点に関して、今までは夏しか行なってこなかった方も多いと思います。
しかし紫外線とは、単に夏になると強くなるというだけで本来年中降り注いでいるものです。
微弱な紫外線だったとしても、素肌に毎日受け続けていたら必ず影響は出ます。
日焼け止めは毎日しっかり塗って、帽子や日傘などで二重三重の対策を行いましょう。
ビタミンC・Eの食材を食事に取りれる
そして食事に関しても注意しておけばさらにシミを防ぐ効果が期待できます。
ビタミンC・Eなど、シミケア商品にも含まれていて、食事から取り入れることもできるものは積極的にとりましょう。
ビタミンには強い抗酸化作用があり、肌の老化やシミ・シワを防ぐ効果が期待できます。
野菜やフルーツを日々食べるように意識することが上手に摂取するコツです。
たばこを吸わない
喫煙はできるだけしないようにした方が良いです。
喫煙は美肌の大敵で、せっかくビタミンCを摂取しても喫煙することによってビタミンCが消費されてしまうのです。
加えて日常的な喫煙は睡眠の質を下げることにも繋がり、肌にとって良いことは何ひとつありません。
もしシミに悩んでいてタバコを吸う習慣がある方は、禁煙するだけでも肌の調子が変わってきます。
良質な睡眠をとる
22時〜2時頃の時間帯に肌は生まれ変かわると言われ、その時間帯を「肌のゴールデンタイム」ともいいます。
これは22時〜2時頃の時間帯に一番成長ホルモンが分泌され、肌のターンオーバーを促す作用があるからです。
そのため綺麗な肌を作るためには、22時〜2時の間に睡眠を確保することも重要です。
シミに良い食事法を意識しよう
先ほど「ビタミンC・Eを豊富に含む食材を食事に取り入れるとシミ対策になる」とお伝えしました。
その理由は、ビタミンはシミに効く栄養素の中でも特に高い効果を得ることができるものだからです。
しかし、シミに良い食材はビタミンを含むものだけではありません。
ビタミンだけではなく、その他のシミに効く食材も取り入れることでシミ消し効果を高めることができます。
シミに効くビタミン以外の栄養素は主に以下の3つです。
- リコピン
- βカロテン
- ポリフェノール
リコピンが含まれている食材の代表格は「トマト」です。
リコピンにはシミの原因となるメラニンの生成を防ぐ効果があります。
また、シミだけでなくシワやたるみにも効果を発揮してくれる栄養素です。
βカロテンは、主に「にんじん」などに多く含まれています。
βカロテンにはビタミン同様強い抗酸化作用があり、皮膚の健康を維持する効果があります。
そのため、肌の奥に隠れているシミ予備軍を減少させる働きもあり、シミ予防に繋がるのです。
ポリフェノールは「チョコレート」や「ブドウ」などに豊富に含まれています。
中でも「チョコレート」に含まれるカカオポリフェノールに強い抗酸化作用があり、シミ予防に適しています。
紫外線などによる活性酸素を除去して肌を内側から保護するので、シミができにくい肌環境に整えてくれます。
これらの食材を取り入れた食事を毎日とることで、健康の維持とシミ対策ができて一石二鳥です。
なにかひとつの栄養素を偏って摂取するのではなく、毎日バランス良く摂取することを心がけてください。
また、摂取するタイミングも重要なポイントです。
ビタミンなどを多く含む食材は、朝に摂取することはあまりおすすめできません。
ビタミンなどシミに効く栄養素を多く含む食材には、ソラレンという栄養素も多く含む場合が多いです。
実はこのソラレン、紫外線を吸収しやすくする作用があるため、シミや色素沈着を引き起こす原因となるのです。
そのため、シミに効くとされる食材は摂取後に紫外線を受けやすい朝には避けた方が良いといわれています。
紫外線を浴びない夜にフルーツを食べる習慣をつける、といった工夫をして摂取してください。
まとめ
シミを消す化粧品は、ドラッグストアでも豊富な取り揃えがあります。
ドラッグストアはお手頃価格のものが多いですし、ぜひ自分の目的に合ったシミケア化粧品を手に入れてください。