年齢肌のお手入れにおすすめな化粧品は?
ファンデーションが粉浮きしたり、肌全体のくすみが気になったり、そういった症状を「年齢肌」と呼びます。
「まだ30代に入ったばかりだから大丈夫」ということはなく、それぞれの肌環境で年齢肌のスタートは変わります。
そこでこの記事では、以下の内容を詳しく解説します。
- 年齢肌の対策におすすめの化粧水
- 美容液がおすすめされる理由と使い方
- 年齢肌のケアにぴったりの成分
年齢にとらわれず、「肌の状態」につねに向き合ったお手入れで、いつまでもツヤのあるハリ肌をめざしましょう。
年齢肌のお手入れにおすすめの化粧水
メイクノリや洗顔後のツッパリ感が変わってきたらおすすめしたい化粧水を5つ、紹介します。
①オルビスユー ローション
内容量:7日間分
価格:1,000円
<特徴>
- リニューアルしたオルビスユー
- インナードライまで徹底的にうるおいでケア
- トライアルセット:1,000円
続けやすい価格と品質の高さで、美容雑誌や口コミで人気の高い「オルビスユー」がリニューアルしました。
細胞までうるおいで満たす「インナー保湿活性エイジングケア」で、角層それぞれに水分を巡らせる処方です。
新感覚のウォータージェリー化粧水は、とろみがあるのにしっとりと馴染み、メイクやほかのスキンケアを邪魔しません。
今なら肌にやさしい今治タオルがセットで、特別価格の1,000円で購入できます。
②ディセンシア アヤナス ローション コンセントレート
内容量:125ml
価格:5,400円
<特徴>
- ヒト型セラミドをナノカプセルに配合
- ストレスに弱い敏感肌をサポート
- トライアルセット:1,480円
通販ベストコスメ 敏感肌部門を受賞した「敏感肌専門ブランド」アヤナスの化粧水です。
肌と同じ構造のセラミドをナノカプセルに包み込み、濃厚なとろみとともに肌をみずみずしくやわらげます。
仕事や育児ストレスから血行不良を起こしている肌の巡りをサポートする、オリジナルの美容成分もたっぷりと配合。
敏感肌におすすめで、公式サイトからならフルラインを特別価格の1,480円でお試しできます。
③エファージュ モイストチャージローション
内容量:120ml
価格:5,000円
<特徴>
- うるおいを与えて抱え込む
- 硬くなった角層をやわらげる
- トライアルセット:1,300円
美容ブロガーやライターが大注目しているサントリー開発のエファージュから販売されている化粧水です。
独自技術である「深層浸透メソッド」により、年齢肌でゴワゴワになった角層をゆるめてうるおいで満たします。
ほかと差をつけているのは「うるおいを抱え込む力」で、ヒアルロン酸などの保湿成分がぷるぷる肌を長時間キープします。
肌の硬さを感じる方におすすめで、肌に吸い付くようなしっとり感を、公式サイトから1,300円でお試しください。
④ファンケル エンリッチ化粧液Ⅱ しっとり
内容量:30ml
価格:1,836円
<特徴>
- たるみにアプローチするとろみ系
- 2種類の上質なコラーゲン配合
- プチプラで続けやすい
無添加コスメブランドであるファンケルの年齢肌ケアライン「エンリッチ」の化粧水です。
質にこだわった2種類のコラーゲンを配合し、ゆるんだコラーゲンの束を強くサポートしてくれます。
たるみが気になる肌に濃厚なしっとり感で、翌朝までうるおいでハリを与えるのが特徴です。
乾燥肌におすすめで、1本あたり2,000円以下というプチプラ価格も、続けやすいメリットのひとつです。
⑤プリオール マスクイン化粧水
内容量:160ml
価格:3,240円
<特徴>
- 50代以上向けのエイジングケアライン
- シートマスクのような使用感
- しっとり・とてもしっとりから選べる
大手化粧品ブランド資生堂が50代以上の年齢肌向けラインとして展開しているのが「プリオール」です。
コラーゲン・ヒアルロン酸・スクラワンを配合した化粧水は、もっちり感とブライトアップを実現してくれます。
まるで10分間シートマスクをしたようなエステ帰りの仕上がりと、ポンプタイプの使いやすさが魅力です。
たるみ肌におすすめで、「しっとり」「とてもしっとり」から選べ、アロマブーケの香りがリッチな化粧水です。
シミやしわのお手入れには美容液もおすすめ
「美容液ってなんとなく良さそう」とは思っても、一体なにがいいのかよく分からないという方も多いのではないでしょうか?
誰にでも必要なものではなく、シミ・しわなど部分的に解決したい肌トラブルにおすすめなお手入れアイテムが、美容液です。
美容液がおすすめな理由
「不足している栄養を補うお手入れで、トラブルを集中ケア」が美容液のイメージです。
化粧水は肌にうるおいを与えるもの、乳液・クリームは蒸発を防ぎうるおいを閉じ込める役割を持っています。
プラスアルファで使う美容液には、シミケア成分が高保湿成分などが凝縮した状態で配合されています。
そのため、シミや乾燥によるシワなどの部分的なトラブルを集中的にケアできるのです。
誰にでもおすすめというわけではなく、必要なときにいつものスキンケアにプラスして使いましょう。
美容液の使い方
<美容液を使う目的>
- シミをケアする
- シワをケアする
- 乾燥をケアする
上記のような目的に合わせたお手入れに使うアイテムが美容液ですが、一度に使う美容液は1種類が基本です。
シミケア用美容液・保湿ケア用美容液など、数種類使いたい場合には朝晩で分けて使ってください。
<美容液を使うタイミング>
- 化粧水
- 美容液
- 乳液・クリーム
洗顔後の肌は水分の多いアイテムから浸透しやすい状態になっています。
そのため、基本的に美容液を先につけるのはNGです。
ただし、化粧水のパフォーマンスアップのために使う「先行美容液」「ブースター美容液」などは問題ありません。
乳液・クリームはあくまでも成分を閉じ込めるために使うものですので、最後に使いましょう。
面倒だからと美容液が馴染む前に乳液・クリームを付けてしまうと、浸透が悪くなってしまうので注意してください。
<美容液の注意点>
- 肌荒れが悪化しているときには使わない
- 一度にたくさんの量はつけない
- 古くなった美容液は使わない
- 肌の調子がいいときは使わない
美容液は成分が濃厚なことが多く、炎症などを起こしている肌にとっては刺激となりえます。
また、たくさんつけるのではなく、用法用量を守ってやさしく肌に伸ばしましょう。
開封後何ヶ月も経った美容液は成分が酸化しているため、かえって肌に悪影響です。
肌の調子がいいときには美容液でのお手入れを控えることもポイントです。
肌は本来、自力でコンディションを整える力を持っているため、美容液の使いすぎは皮脂や水分量のバランスが崩れます。
目元のしわやほうれい線など、どうしても気にかかる部分へは、指の腹を使ってやさしく押し込んであげましょう。
美容液だけではなくすべてのお手入れ共通の注意点ですが、「こする」のはNGです。
肌はデリケートなため、小さな刺激でも大きな影響を受けてしまいます。
肌のお手入れは、すべての段階で「刺激を与えない」ことを意識して丁寧におこなってください。
どのような成分がおすすめなの?
いろいろな成分があって迷ってしまうのがスキンケア選びです。
それぞれの成分の特徴を理解することと同時に、そのときどきの肌環境に沿ったものを選ぶことが大切です。
アスタキサンチン
天然色素の一種であるアスタキサンチンは、化粧品以外にもサプリメントなどに多く配合されています。
<アスタキサンチンの特徴>
- 活性酸素にアプローチして肌を守る
- 肌内部の水分量をサポートする
アスタキサンチンは抗酸化作用の強いカロテノイドのひとつで、そのなかでも抜群の抗酸化力を持ちます。
では、この抗酸化作用成分でのお手入れが、どのように肌に良い影響を与えるのでしょうか?
もっとも身近なダメージでは、「紫外線」です。
肌は紫外線ダメージによって増えた活性酸素からみずからを守ろうとメラニン色素を作り出します。
このダメージはシミだけではなく、シワやたるみとなって表面化します。
アスタキサンチンの強いパワーは、活性酸素の働きをおさえるようにアプローチしてくれるのです。
コエンザイムQ10
体内にもともと存在している「補酵素」の一種がコエンザイムQ10です。
体のなかでは、活性酸素を減らすように働き、細胞がサビつかないようにサポートしてくれています。
しかし、加齢や生活習慣で体内での生産量はどんどん減少していくものでもあります。
とくに肌の表面にはもともとコエンザイムQ10の量が少ないため、肌はよりダイレクトなダメージを受けてしまうのです。
美容液やクリームにコエンザイムQ10が配合されている場合、代謝をサポートしてシミ・しわを効率的にケアします。
プラセンタ
「胎盤」そのものであるプラセンタは、栄養の宝庫とも言われています。
年齢肌を目立たせる活性酸素の働きにアタックしてくれるほか、「成長因子」を持っていることが注目ポイントです。
成長因子は肌の新陳代謝のサイクルをサポートし、コラーゲンの生成にも役立つ特徴を持っています。
プラセンタは保水力に優れているため化粧水に配合されていることも多くありますが、おすすめは美容液です。
プラセンタ配合の美容液は、プラセンタが主成分になっていることも多く、より効率的な肌のお手入れが実現します。
食生活を見直して年齢肌対策
「この食材を続ければシミがなくなる」ということはありません。
さまざまな栄養素を、いろんな食材からバランスよく摂取することで美肌作りに役立ってくれるのが食生活です。
年齢肌ケアにおすすめの食材
直接的にシミやしわを消す効果はなくても、意識して摂取したい食材もあります。
- ベリー類
- ゴマ
- アサイー
- 生姜
- にんじん
- 鮭
上記の食材には、「フィトケミカル」と呼ばれる強い抗酸化成分を持っていることが特徴です。
これらをバランス良く摂取することで、細胞がサビつかないように内側からケアしていくことができます。
免疫力のサポート力も強いので、疲れやすい方にもおすすめです。
食べ方も変えてみよう
「残さず食べる」「決まった時間に食べる」など、若いころのルールに縛られていませんか?
使う化粧品を変えるように、年齢に応じて食べ方も変えると、体や肌に負担がかかりにくくなります。
<30代以上の食べ方のポイント>
- たんぱく質を摂取する
- パンよりもお米を選ぶ
- 野菜と汁物をバランスよく食べる
- 自分の満腹感に合わせる
たんぱく質不足は筋力が低下し、代謝が落ちてしまいます。
代謝が悪くなると、太りやすいだけではなく、便秘など肌トラブルの原因を作り出します。
お米はパンと比べて油分や添加物が少なく、身体を冷やしにくいので、美肌にもおすすめです。
「野菜をたくさん食べるのがいい」というイメージがありますが、不溶性食物繊維の過剰摂取につながり、便が硬くなります。
消化をサポートしてくれる汁物と一緒に、ちょうどいい量を意識して食べましょう。
満腹になってまで無理して食べることはありませんが、加齢に伴ってたんぱく質を意識するとベターな食生活が実現します。
控えたほうがいい食材
とくにコラーゲンの減少などが著しくなる35歳以上は、以下の食材を控えて肌トラブルを防ぎましょう。
- パスタやパン
- お菓子
- 低脂肪食品
糖分が豊富な食材(パスタやパンなど)は、老け肌を作り出す糖化の原因になります。
お菓子のなかでもとくに乳製品を多く含んだものが要注意で、吹き出物ができやすい状態を作ります。
また、低脂肪牛乳などを選ぶ方も多くいますが、脂肪が少なすぎることで肌の乾燥を招きます。
神経質になってまで気にすることはありませんが、口にする頻度の高い食材には少しだけ気をつかってみてください。
たとえば、おやつや間食にはビタミンEの豊富なナッツ類などがおすすめです。
まとめ
年齢肌のお手入れは、実年齢よりも肌状態でスタートさせる時期を見極めるのが重要なポイントです。
基本の肌質だけではなく、季節によって変わる保湿具合などにも注目しましょう。
そのときどきの肌状態にあったケアをするためにも、トライアルセットを活用してぴったりのアイテムを見つけてください。