年齢肌とくすみの関係って?
実年齢以上に老けて見せているのは、顔全体をぼんやりさせる「くすみ」です。
年齢肌はくすみをターゲットにケアすれば、つややかなうるおい肌をめざせます。
そこでこの記事では、以下の内容を詳しく解説します。
- くすみの原因
- おすすめコスメ3選
- 原因別くすみ対策
くすみの原因と種類
まずは「くすみの原因と種類」からチェックして、より効率的なケアを叶えましょう。
角質肥厚
ゴワゴワしている特徴が出るのが「角質肥厚」です。
古い角質が肌表面にいつまでも残ってしまうことで、ごわつき・キメの乱れからくすみを生み出しています。
この原因は、ターンオーバーの乱れです。
肌の生まれ変わりであるターンオーバーのサイクルは、早すぎても遅すぎても肌状態を崩します。
乾燥くすみ
肌表面がカサカサし、小じわ・毛穴も目立ってくるのが「乾燥ぐすみ」です。
肌のうるおいが不足すると、肌表面が凸凹になってくる(キメの乱れ)ため、光を反射することができず暗い印象になります。
「夕方にくすむ」「冬にくすむ」などの場合には、日中のエアコンや時期的な乾燥が原因のこともあります。
血行不良
むくみやすさや疲れやすさを感じ、青白くくすんでしまうタイプが「血行不良によるくすみ」の特徴です。
肌内部の巡りが悪くなっているため、栄養が行き届かず、老廃物も溜まりやすくなり、健康的な赤みが失われます。
この原因は、ストレスや乱れた生活習慣など、身体全体の血行不良が関係しています。
メラニン
紫外線を浴びることが多い肌や、茶色っぽくくすんでくるのが「メラニンぐすみ」の特徴です。
過剰に作られたメラニン色素が肌に残ってしまうことで、シミやくすみとして表面化してきます。
紫外線ダメージだけではなく、ターンオーバーの乱れも影響しています。
カルボニル化
黄色っぽいくすみとして現れるのが「カルボニル化」のくすみです。
紫外線ダメージなどが原因で、コラーゲン・エラスチンなどのたんぱく質を変質させてしまうことが原因です。
糖化
スイーツをよく食べる方や、黄色っぽいくすみが特徴的なのが「糖化」によるくすみです。
体内に入った糖分がたんぱく質と結びついてしまうと、コラーゲンなどを硬化させてしまいます。
糖化ケアは、ここ数年で注目度が高まっているエイジングケアのポイントでもあります。
年齢肌によるくすみにおすすめのコスメ3選
それでは、くすみをブライトアップして明るい肌印象に導いてくれるコスメを3つ、紹介します。
すべてトライアルセットでの紹介ですので、気軽に試してみてください。
①ビーグレン エイジングケア
内容量:7日間分
価格:1,800円
<特徴>
- 薬学博士開発のドクターズコスメ
- 肌の奥に成分を留める独自処方
- 翌朝までもっちりツヤ肌をキープ
薬学博士が開発し、最新の浸透テクノロジーを駆使したビーグレンのエイジングケアラインです。
上質な美容保湿成分を、独自技術による肌の奥に留めておく処方で、ほかブランドと圧倒的な差をつけています。
翌朝までエステ帰りのようなツヤ肌を演出し、メイクノリのいい素肌はファンデーションで簡単に女優肌へ。
医療グレードの年齢肌ケア・くすみケアを、ぜひこの機会にまずは1,800円でお試しください。
②アスタリフトホワイト
内容量:5日間分
価格:1,000円
<特徴>
- シミ・くすみを集中ケア
- ナノ化技術で美白有効成分を浸透
- 先行美容液でごわつきをほぐす
数多くの美容雑誌でピックアップされ、年齢肌のなかでもシミ・くすみに特化したケアができるラインです。
ごわつきを感じる肌にはセラミド配合の先行美容液がやわらかくほぐし、その後に続くケアをブーストアップ。
独自のナノ化技術で美白有効成分が肌にみずみずしく浸透し、パッと明るい肌印象に導きます。
乾燥など年齢肌を多角的にケアするフルラインを、公式サイトなら1,000円で購入することができます。
③ディセンシア アヤナス
内容量:10日間分
価格:1,480円
<特徴>
- 糖化くすみにアプローチする処方
- 外部刺激から守るうるおいのヴェール
- ストレス・血行不良肌にもおすすめ
ベストコスメ6冠を受賞した、敏感肌・乾燥肌専門ブランドのアヤナスの化粧品です。
「糖化ケア」を実現する美容液がとくに注目で、植物由来の美容成分が黄ぐすみ・たるみ毛穴にアプローチしてくれます。
さらに特許技術処方の仕上げクリームは、花粉やホコリなどの外部刺激から肌を守るようにうるおいで包み込みます。
ストレスの多い年齢肌や、血行不良を感じるくすみ肌にもおすすめのフルラインが、特別価格の1,480円で購入できます。
くすみの原因別に対策を変えよう
基本的なスキンケアのほか、くすみは原因・種類別にアプローチしていくのがおすすめです。
より効率的なケアを実現させるポイントを解説します
角質肥厚はピーリングで対策
ターンオーバーの乱れがおもな原因となって起こる「角質肥厚」には、ピーリングで対策をしましょう。
肌表面に溜まっている古い角質をオフすることで、ターンオーバーのサイクルをもとに戻していくイメージです。
ただし、ピーリングは本来医療分野にて行われていたケアで、素人には扱いが難しい部分もあります。
まずは以下の点に注意して、過剰なピーリングケアをしないようにしてください。
- スクラブ洗顔などと同時に使わない
- メイクを極力控える
- 保湿ケアを徹底させる
- 紫外線ケアをおこなう
ピーリングとスクラブを同時に使うと、角質を薄くしすぎることがあります。
また、ピーリングは一時的に肌の油分・水分を奪ってしまうため、十分な保湿ケアも必須です。
おすすめのピーリング方法は、AHAなどフルーツ酸が配合されている洗顔料を使うことです。
なるべく低刺激処方で、美容保湿成分が配合されている商品をチェックしてみましょう。
乾燥くすみは保湿で対策
ほとんどの肌トラブル共通の原因でもある「乾燥」は、くすみにも大きく影響しています。
肌のツヤはうるおいによって作られているため、乾燥は透明感を低くしてしまうのです。
また、乾燥によって毛穴が目立ったり角質が厚くなったりすることも、くすみを作り出しています。
単純に化粧水をバシャバシャ使うのではなく、以下のポイントをおさえたケアをおこなってください。
- 過剰な洗顔やクレンジングをしない
- 洗顔後にはすぐに保湿ケアをする
- 季節的な乾燥対策もおこなう
- セラミド配合の化粧品を使う
何度も顔を洗ったり何分もかけてクレンジングをしたりなどは、肌の持つ保湿成分までどんどん落とされていきます。
適切な洗顔と、洗顔後の蒸発から肌を守るために、洗顔後にはすぐに保湿ケアをおこないましょう。
また、肌の乾燥に多大な影響を与えているのはセラミド不足です。
セラミド配合のスキンケアを取り入れて、スカスカの角層をうるおいで満たしましょう。
血行不良には蒸しタオル洗顔やマッサージ
肌内部で血行不良が起きていると、皮膚の温度も低下していきます。
これにより、ほどよい肌の赤みが失われ、くすみとなって老け顔を作ります。
蒸しタオル洗顔やマッサージをして、肌の血行を促進させてあげるのがおすすめです。
ただし、蒸しタオルもマッサージも、肌にとって刺激となるリスクも持っています。
蒸しタオルは、メイクを落とした肌に、2~3分程度乗せるだけで十分です。
マッサージは、専用のクリームなどを使い、摩擦から肌を守るのがポイントです。
力加減などに自信のない方は、エステサロンを受けてみるのもおすすめです。
一度の施術でも、プロのハンド技術によって肌がふっくらとするため、セルフケアの浸透力も変わります。
メラニンぐすみは紫外線対策と摩擦を減らして対策
紫外線が大元の原因となっているメラニンぐすみは、「紫外線対策」が最優先すべき対策ポイントです。
美白化粧品は、あくまでも「シミのできにくい肌環境」をサポートするためであって、シミは消えません。
しかし、紫外線対策をしっかりと行うことで日々の肌ダメージを減らすことができます。
ターンオーバーが正常化され、うるおいで満たされるようになれば、くすみを上手にブライトアップすることが可能です。
紫外線ケアのポイントは、以下のとおり。
- 1年を通しておこなう
- 小まめに塗りなおす
- 適切なSPF値を選ぶ
雨や曇りの日、室内にいる日でも、肌は紫外線を受けています。
季節や天気問わず、1年365日必ず紫外線ケアをおこなってください。
日焼け止めではなくでも、UVケア機能のついたファンデーションやスプレータイプを使うのもひとつです。
また、メラニンぐすみができてしまった理由は摩擦などによる刺激で、ターンオーバーが乱れているため。
日々の習慣からひとつでも摩擦を減らし、ターンオーバーをサポートしていきましょう。
カルボニル化には保湿・紫外線対策・食生活改善
加齢にともなう生活習慣などが原因で、真皮の変質して起こるカルボニル化によるくすみは肌は黄ばんで見せます。
このカルボニル化によるくすみは、まずは食生活の改善でケアをしてください。
もっとも取り入れやすいカルボニル化対策の食生活改善は「油」です。
- 亜麻仁油
- えごま油
- グレープシードオイル
上記のようなオメガ3の食用油を使うことで、真皮のたんぱく質変質をブロックします。
加熱すると成分が壊れてしまうので、サラダやドレッシングなどに活用して使いましょう。
また、スキンケアで重要なポイントは保湿と紫外線対策です。
カルボニル化によって肌の水分量も低下しているため、外側からうるおいを与えることが重要になります。
保湿力が下がっているということはメラニン色素も沈着してしまいやすいということです。
水分を与えるだけではなく、肌内部でうるおいを抱え込むセラミドがおすすめの保湿成分です。
糖化によるくすみは糖質を控えて対策しよう
カルボニル化と似たメカニズムによって肌を黄色くくすませてしまうのが「糖化」です。
糖化はその名のとおり、余分な糖分がそもそもの原因となっています。
たんぱく質が余分な糖分とくっついてしまう⇒AGEsという劣化成分に変わる⇒血管や細胞を老化させるというイメージです。
食生活によって糖化のスピードはそれぞれ変わりますが、「高血糖」「AGEs食材」が多い方のほうが糖化しやすい状態です。
AGEsはなかなか聞きなれない成分だと思いますが、以下のように身近に存在しています。
- マヨネーズ
- フランクフルト
- ベーコン
- 牛肉のステーキ
AGEsの特徴として、「調理方法によって含有量が変わる」という点があります。
煮る>焼く>揚げるの順番で、AGEsは増えるため、調理方法に少しだけ気を配ってみてください。
また、野菜を優先的に食べることで血糖値の急な上昇をおさえたり、GI値の低い食材を食べるのもおすすめです。
食生活の改善は大切ですが、無理せずできるところからはじめましょう。
年齢肌には紫外線対策も忘れずにしよう
年齢肌は、それまで浴びてきた紫外線量で大きく変わります。
たとえば今30歳の方で肌が一見きれいに見えても、紫外線対策を怠っていると5年後あたりに表面化してきます。
そのように紫外線は、浴びてすぐ表面化するものではなく、じわじわと肌の奥からダメージを与えていくのです。
紫外線対策のポイントは、以下のとおりです。
- 肌質にあった日焼け止めを選ぶ
- ムラのないように塗る
- 小まめに塗りなおす
- クレンジングで丁寧に落とす
昨今の日焼け止めはほとんどが低刺激処方になっていますが、アトピー肌や過度な敏感肌は注意が必要です。
また、たいていは1日中付けることになるため、メイクなどとの相性も忘れずにチェックしましょう。
日焼け止めは塗り方にムラが出てしまうと、紫外線ブロック効果も下がります。
丁寧に肌に馴染ませながら広げ、2~3時間置きには塗りなおすようにしてください。
最後のポイントである「クレンジング」は、日焼け止めの種類によります。
ウォータープルーフや「汗に強い」という表示がある場合には、毛穴詰まり予防のためしっかりとクレンジングを使いましょう。
まとめ
年齢肌はさまざまなトラブルを引き起こし、その悩みはひとつふたつではありません。
なかでもくすみは、なかなか解消されないトラブルのひとつです。
くすみのない透明肌を作るためにも、日々のスキンケアを大切にしてください。