年齢肌が石鹸の洗顔で改善するって?
「年齢肌っていつから、どうやってケアするの?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
じつは、何歳からが年齢肌、という定義はなく、年齢肌らしい症状を感じたらケアの見直しが必要なタイミングです。
そこでこの記事では、以下の内容を詳しく解説します。
- 年齢肌の症状と原因
- 年齢肌対策におすすめの洗顔石鹸3選
- エイジングケアの正しい洗顔方法
おすすめの洗顔石鹸紹介では、とくにたるみ・黒ずみなど毛穴にアプローチできる商品をピックアップしています。
つるつるでうるおい溢れる肌作りをさっそく始めましょう。
年齢肌の症状と原因
「これって年齢肌?」と感じたら、症状と原因をチェックしてください。
症状にあったアプローチをすることが、トラブル解消の近道になります。
肌の乾燥
年齢肌による毛穴の開き・たるみなど、ほとんどの症状に共通している原因は「乾燥」です。
水分量は加齢とともに減っていきますが、そのほか以下のようなことが肌の乾燥を招いています。
- 合わないクレンジング
- 過剰な洗顔
- タオルなどでの摩擦
- 紫外線ダメージ
メイクや肌質にあったクレンジングをしないと、毛穴詰まりを起こしたり刺激による乾燥を招いたりします。
もともと乾燥肌の方や、メイクが粉浮きするほど乾燥している場合におすすめな洗顔アイテムが「石鹸」です。
洗浄成分が落ちやすく、肌の上で毛穴詰まりを起こすリスクなどが減ります。
ただし、洗顔フォームなどと比較すると洗顔後のツッパリは感じやすいのがデメリット。
この点は化粧水などでしっかりとカバーしていきましょう。
紫外線や糖化
年齢肌でシミや黄ぐすみが目立っている方は、紫外線ダメージや肌内部の糖化が原因です。
紫外線は雨や曇りの日でも波長の長い種類があるため、UVケアを怠ると肌の奥にまでダメージを与えます。
メラニン色素が過剰に生成されるだけではなく、バリア機能や水分量低下といって肌全体へのダメージが大きいものです。
まずは1年365日、徹底したUVケアをおこなうことと、保湿が重要なケアになります。
美白ケアを重要視しがちですが、強い刺激・シミを消す効果はないため、徹底した保湿のほうが肌環境ケアにはおすすめ。
また、「肌の糖化」は、近年注目されている年齢肌の症状です。
スイーツなど余分な糖質を多く摂取してしまうことでコラーゲンなどのたんぱく質が変質してしまうことが原因です。
スキンケアのほか、食生活の改善も重要なポイントになってきます。
ホルモンバランスの乱れ
40代~50代になってくると、女性ホルモンの影響が肌に出始めます。
理想のターンオーバー周期が28日であるのに対して、50歳には75日になることもあります。
ターンオーバーの乱れ、閉経などに伴うホルモンバランスの乱れ、加齢によるコラーゲンの減少などが顕著になる年頃です。
シミやたるみだけではなく、細かいシワやメイク持ちの悪さも感じてくるのが特徴です。
まずは洗顔石鹸で肌にやさしいケアを始めることと、気持ち的にもリラックスして過ごすことが重要なポイント。
年齢肌の毛穴対策におすすめの洗顔石鹸3選
それでは、うるうるのツヤ肌作りにおすすめの洗顔石鹸を3つ、紹介します。
①然 よかせっけん
内容量:88g
価格:1,800円
<特徴>
- @コスメ洗顔石鹸ランキング1位
- 60%以上が美容成分&天然ミネラル
- 吸着する濃密泡が毛穴汚れをオフ
@コスメ洗顔石鹸部門ランキング1位など、数多くの賞を受賞している人気アイテムです。
天然ミネラルをたっぷりと含ませた手作りの石鹸で、60%以上が美容成分でもっちりすべすべな仕上がりに導きます。
へこたれない濃密泡となった超微細シリカパウダーが毛穴に入り込み、年齢肌の原因となっている汚れをオフ。
公式サイトの特別価格なら1,705円で、継続のしばり無しでお得に購入できます。
②米肌 澄肌美白
内容量:14日間
価格:1,389円
<特徴>
- ブースターとして優秀な石鹸
- お米と発酵由来成分でブライトアップ
- フルラインで多角的な美白ケアを実現
こちらはトライアルセットでの紹介で、肌との相性を気軽に試せます。
キメ細かい泡立ちが魅力の洗顔石鹸は、ブースター洗顔としてその後のスキンケアでのうるおい力をサポートしてくれます。
毛穴汚れをやさしくオフしながらも、お米と発酵由来の成分が肌の奥から輝くようなツヤを演出。
トータル的な美白ケアで、シミやくすみが気になる年齢肌にアプローチさせていきましょう。
③エトヴォス
内容量:1,900円
価格:7日間分
<特徴>
- セラミド配合のフルライン
- 90日間かけて作られた洗顔石鹸
- 乾燥が目立つ年齢肌におすすめ
セラミドにこだわった人気のエトヴォスからも、トライアルセットでご紹介します。
洗顔石鹸はうるおいをたっぷりと抱え込む処方で、90日間かけて作られています。
毛穴に詰まった余分な皮脂や汚れを落としながら、つっぱらないのにさっぱり仕上げが特徴です。
化粧水・美容液・クリームまで複数のセラミドを配合したフルラインを1,900円でお試しできます。
エイジングケアのための洗顔方法と石けんの使い方
年齢肌が気になり始めたら、今まで以上に「洗顔方法」と「洗顔後のケア」を重視してください。
洗顔や洗顔後は肌がダメージを受けやすく、素肌を整える重要なタイミングだからです。
洗顔方法
正しく、そして丁寧に洗顔をおこなうと、その後に続く化粧水や美容液の浸透まで変わります。
素肌の土台を作る洗顔を意識して、いくつになっても毛穴レスなツヤ肌を目指しましょう。
<ワンランク上の洗顔方法のポイント>
- 泡立ち系はしっかり強い泡を作ること
- 皮膚がよれたりしない力加減を守ること
- 鼻と口周りから石鹸の泡を乗せていく
- 泡はある程度落としてからすすぐこと
- 温めたタオルを1分くらい顔に乗せる
泡立てて使う洗顔石鹸の場合には、ネットなどを使ってもちもちの弾力泡を作ります。
キメ細かい泡のほうが素肌を傷つけずに毛穴汚れを落とし、肌負担も少なく済むのです。
泡を乗せるときにはもっとも汚れの多い「鼻」「口」を中心に洗い始めてください。
内回りにくるくると素早く・丁寧に・皮膚には触らない、が基本です。
すすぐ前には、軽く手で泡を落とすひとてまを加えます。
さらに、すすいだあとに温めたタオルを1分ほど乗せることで汚れやメイクを残さないキレイな素肌を作りましょう。
基本的には「時間をかけないこと」が正しい洗顔方法のポイントですが、年齢肌には「ひとてま」も重要です。
肌負担になってしまう洗浄成分や角質が毛穴に詰まらないように、しっかりとオフしてください。
洗顔後のケアがもっとも重要
肌は洗顔直後がもっとも乾燥しやすく、ダメージも受けやすい弱い状態になります。
「洗顔後のケア」をいかにスピーディに、そして丁寧におこなえるかで年齢肌は変わります。
まずは、全肌質共通で、「洗顔後3分以内に保湿」を徹底させましょう。
どうしてもケアが後回しになってしまう方は、プレ化粧水やスプレータイプの化粧水を洗面所に置いておくと便利です。
さらに、毛穴のタイプ別にケアをおこなうことで、よりダイレクトなアプローチが実現します。
そのポイントは、以下のとおりです。
<毛穴タイプ別のポイント>
- 黒ずみ毛穴にはクリームタイプのパックケア
- 赤み系毛穴には保湿と鎮静のコットンケア
- たるみ・開き毛穴には美容液やクリームのケア
日焼けなどが影響している「黒ずみ毛穴」には美白ケア系のアイテムがおすすめです。
そうでない場合の「黒ずみ毛穴」なら、保湿を優先させたパックを使ってみましょう。
シートマスクよりも密着力の高いクリームタイプがおすすめで、洗顔後に厚めに塗ってすすいでください。
「赤み系の毛穴」の場合には炎症が起きているので、まずは鎮静と保湿ケアが重要です。
抗酸化美容液をプラスすると、赤みが出そうな部分の前倒しケアも叶います。
浸透力がいいのはコットンですが、摩擦を起こしてしまう方(上手に使えない方)は、無理せず手を使いましょう。
「たるみ毛穴」の場合には、オイリー肌なら美容液、乾燥肌ならクリームがおすすめです。
リフトアップするように手のひらを使って押し込んでいきます。
NG習慣を減らしていこう
加齢に伴う原因はもちろんありますが、習慣によって作られている部分も大きいのが肌です。
年齢肌が気になる年ごろの女性は忙しいことが多いですが、NG習慣を減らしていくことで肌負担も軽減させましょう。
<NG習慣>
- 睡眠時間が足りていない
- いろいろな美容液を使っている
- 運動や入浴をまったくしない
- タバコを吸っている
まず、ヒトの体は寝ている間に元気な細胞を作るための「成長ホルモン」を多く分泌します。
睡眠時間の不足は成長ホルモンの不足つながり、肌の細胞も元気をなくしていってしまいます。
運動や入浴については、イメージできると思いますが、「体の巡り」のために重要なポイントです。
キレイな肌を作るための栄養や、汚い老廃物を流すためには「スムーズな血の流れ」が必要不可欠です。
シャワーでは血行促進まではできませんので、毎日の入浴や簡単な運動を取り入れるようにしてください。
また、「いろいろな美容液を同時に使う」のも、スキンケア迷子になっている方がやりがちなNG習慣です。
美容液はケアしたい目的に対して、栄養がギュッと凝縮されているアイテムです。
数種類の美容液を同時に使ってしまうと、肌で成分同士がケンカしてしまうのでやめましょう。
美白ケアや保湿ケアなど、どうしても数種類使いたい場合には、朝と夜などに分けて使ってください。
年齢肌のケアってどうすればいいの?
洗顔を変えてみても、なんだか年齢肌ケアにはもう一歩足りないような気がしませんか?
そんな不安がある方は、「食べ物」と「肌年齢チェック」でワンランク上のケアを目指しましょう。
肌を若返らせる食べ物ってある?
直接的に肌を若返らせる食べ物はありませんが、美肌作りに役立ってくれる食べ物はあります。
<抗酸化作用の強い食べ物>
- 緑黄色野菜
- フルーツ
- ゴマ
- アーモンド
- 海藻類
- ポリフェノール類
加齢や生活習慣によって、肌の細胞もさび付いてしまいます。
「さび付かないようにするケア」の役割を担ってくれるのが、抗酸化作用です。
上記でピックアップした食材は、どれも簡単にスーパーやコンビニで手に入ります。
買い物時に少しだけ意識することで、さびない身体作り・さびない肌作りを始めましょう。
<紫外線対策におすすめの食べ物>
- ビタミンC(アセロラやキウイフルーツなど)
- セラミド(大豆やブロッコリーなど)
- リコピン(トマトやスイカなど)
日焼け止めや美白ケアなど、肌の外側からおこなうケアも大切ですが、内側からのケアも重要です。
ビタミン類を意識して食べている方は多いと思いますが、生で食べること・数回に分けて食べることがポイント。
セラミドはスキンケアコスメ選びでも重要と言われる成分で、食べることでも肌のうるおいに役立ちます。
こんにゃく芋100g程度で1日に必要な量を補えるので、炒め物や煮物にサッと加えてみてください。
リコピンといえばトマトですが、ミニトマトなら1日15程度も必要です。
これはなかなか多い量で、毎日食べるのはむずかしいので、サプリメントをとおして摂取するのがおすすめです。
自分が不足しがち・欲しい栄養が配合されているサプリメントを選ぶと、その栄養が凝縮されて体内に入ります。
ただし、もちろん基本となるのは日頃の食生活です。
ひとつの食材を集中的に食べるのではなく、いろいろな食材をバランスよく食べてください。
肌年齢のチェックもおすすめ
自分の肌年齢、そして肌質を正確に知っていますか?
スキンケアコスメにはそれぞれ特徴があり、配合されている成分も違います。
「どのコスメを使うか」は、肌年齢と肌質によって決まってくるのです。
とくに年齢肌を感じてくるころは、肌質が変化しやすいタイミングでもあります。
「これまでずっと普通肌だったから…」とコスメを変えずに使い続けるのはNGです。
季節や年齢に応じて、乾燥肌になったりオイリー肌になったりする肌質に合わせてコスメも変えましょう。
まとめ
年齢肌を感じたら、まずは手軽に変えられる洗顔石鹸の見直しから始めましょう。
うるおいを守った洗顔で、翌朝まで化粧水や美容液が活きてくるパーフェクト素肌を目指してください。